特許
J-GLOBAL ID:201303055731755636
超音波診断装置および血流量推定プログラム
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
須田 篤
, 楠 修二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-116544
公開番号(公開出願番号):特開2013-240517
出願日: 2012年05月22日
公開日(公表日): 2013年12月05日
要約:
【課題】血管の分岐部の非定常流について、血流量および分流比を正確に推定することができる超音波診断装置および血流量推定プログラムを提供する。【解決手段】超音波計測手段11で、分岐部の上流側の血管および下流側の一つの分岐血管に対して超音波信号を送信し、エコーを受信する。計測処理手段12で、各エコーに基づいて上流側の血管および下流側の分岐血管の形状情報と血流速度情報とを求める。シミュレーション手段13で、境界条件として上流側の血管に流入する血流量および血流速度分布形状と、下流側の分岐血管から流出する血流量および自由流出境界条件による血流速度分布形状とを与え、計算で得られる各血流速度情報と計測処理手段12で取得した各血流速度情報との誤差が小さくなるよう境界条件を調整する。その境界条件に基づいて上流側の血管および下流側の分岐血管の血流速度分布と圧力分布を求め、表示手段14で表示する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
血管の分岐部の血流量を推定する超音波診断装置であって、
前記分岐部の上流側の血管および前記分岐部の下流側の少なくとも一つの分岐血管に対して、超音波信号を送信し、そのエコーを受信する超音波計測手段と、
前記超音波計測手段で受信した各エコーに基づいて、前記上流側の血管および前記下流側の分岐血管の形状情報と血流速度情報とを求める計測処理手段と、
前記計測処理手段で求めた各形状情報と各血流速度情報とに基づいて、前記上流側の血管および前記下流側の分岐血管の血流速度分布と圧力分布とを求めるシミュレーション手段と、
前記シミュレーション手段で得られた前記血流速度分布と前記圧力分布とを表示する表示手段とを有し、
前記シミュレーション手段は、
境界条件として前記上流側の血管に流入する血流量および血流速度分布形状と、前記下流側の分岐血管から流出する血流量および自由流出境界条件による血流速度分布形状とを与えて、前記上流側の血管および前記下流側の分岐血管の血流速度分布と圧力分布とを求め、それらから前記上流側の血管および前記下流側の分岐血管の血流速度情報を求める数値計算手段と、
前記数値計算手段で求められた各血流速度情報と前記計測処理手段で取得した各血流速度情報との誤差が小さくなるよう、前記数値計算手段を1回または複数回繰り返して前記境界条件を調整する境界条件調整手段とを有し、
前記境界条件調整手段で得られた前記境界条件に基づいて、前記上流側の血管および前記下流側の分岐血管の血流速度分布と圧力分布とを求めるよう構成されていることを
特徴とする超音波診断装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (7件):
4C601DD04
, 4C601DE01
, 4C601EE09
, 4C601JB51
, 4C601KK12
, 4C601KK18
, 4C601LL38
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