特許
J-GLOBAL ID:201303057609663901

可撓性遠位部材、電気抵抗性発熱体及び形状記憶ポリマー素子を有する塞栓コイル脱離機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 加藤 公延 ,  大島 孝文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-068437
公開番号(公開出願番号):特開2013-212370
出願日: 2013年03月28日
公開日(公表日): 2013年10月17日
要約:
【課題】 塞栓コイル脱離システムを提供する。【解決手段】 塞栓コイル脱離システムは、内腔を画定する内壁面を有する細長い可撓性形状記憶ポリマーチューブを備える。この形状記憶ポリマーチューブの遠位部は、拡大及び縮小直径形態を有する。塞栓コイルは、形状記憶ポリマーチューブの遠位部の中で解放可能に接続されたヘッドピースにより、形状記憶ポリマーチューブに解放可能に取り付けられる。形状記憶ポリマーチューブの遠位管壁の内壁面に沿って長手方向に配置され、その内壁面に直に接触している、抵抗性発熱体は、通電されると、ヘッドピース及びそこに接続された塞栓コイルを直接的に更に加熱して放出する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
患者の脈管構造内の処置部位に塞栓コイルを送達するための脱離システムであって、 長手方向軸と遠位部と近位部とを有する細長い可撓性形状記憶ポリマーチューブであって、前記細長い可撓性形状記憶ポリマーチューブが、前記細長い可撓性形状記憶ポリマーチューブの前記遠位部と前記近位部との間で前記細長い可撓性形状記憶ポリマーチューブを通って伸びる内腔を画定する内壁面を持つ筒状壁を有し、前記細長い可撓性形状記憶ポリマーチューブの前記遠位部が恒久的形状と一時的形状とを有する、細長い可撓性形状記憶ポリマーチューブと、 前記細長い可撓性形状記憶ポリマーチューブの前記遠位部に解放可能に取り付けられた治療用塞栓コイルであって、前記塞栓コイルが遠位端と近位端とを有する、治療用塞栓コイルと、 遠位部と近位部とを有するヘッドピースであって、前記ヘッドピースの前記遠位部が前記塞栓コイルの前記近位端に接続され、前記ヘッドピースの前記近位部が前記細長い可撓性形状記憶ポリマーチューブの前記遠位部内に解放可能に接続され、前記恒久的形状が前記ヘッドピースの外径よりも大きい内径を持つ拡大直径形態を有する、ヘッドピースと、 前記可撓性形状記憶ポリマーチューブの前記遠位部の前記内腔の中に収容され、前記可撓性形状記憶ポリマーチューブの前記遠位部の前記筒状壁の前記内壁面に沿って長手方向に配置され、前記内壁面に直に接触している抵抗性発熱体と、を備え、前記ヘッドピースの前記近位部が、前記細長い可撓性形状記憶ポリマーチューブの前記遠位部を加熱して、前記細長い可撓性形状記憶ポリマーチューブの前記遠位部を縮小直径形態を有する前記一時的形状から前記拡大直径形態に変化させることにより、前記細長い可撓性形状記憶ポリマーチューブの前記遠位部から解放可能であるように構成される、脱離システム。
IPC (1件):
A61B 17/00
FI (1件):
A61B17/00 320
Fターム (3件):
4C160MM33 ,  4C160NN04 ,  4C160NN23
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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