特許
J-GLOBAL ID:201303058976905144

大気圧コロナ放電イオン化システム及びイオン化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 間山 世津子 ,  野村 健一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-174462
公開番号(公開出願番号):特開2013-037962
出願日: 2011年08月10日
公開日(公表日): 2013年02月21日
要約:
【課題】試料物質の同定にとって重要となる反応イオン種の特定又は制御を可能にする大気圧コロナ放電イオン化システム及びイオン化方法を提供する。【解決手段】針電極(1)の先端部が大気圧下のイオン化領域(α)に配置される。大気成分又は溶媒分子は、針電極のコロナ放電によりイオン化して反応イオン(Y-)を生成する。試料イオン(M+Y-)が試料分子(M)と反応イオンとの反応により生成し、質量分析装置(MS)のオリフィス(7,11,21)に導入される。針電極は、曲面に成形された先端面(4)を備える。針電極の相対位置又は相対角度の設定により先端面及びオリフィスの相対位置が設定され、或いは、イオン化領域に発生する電場又は電界の電位勾配が制御され、これにより、オリフィスに流入する反応イオンのイオン種が特定され又は制御される。【選択図】図3
請求項(抜粋):
針電極の先端部を大気圧下のイオン化領域に配置し、該針電極のコロナ放電により大気成分又は溶媒分子をイオン化して反応イオンを生成し、試料分子と前記反応イオンとの反応により生成した試料イオンを質量分析装置のオリフィスに導入する大気圧コロナ放電イオン化システムにおいて、 曲面に成形された先端面を前記針電極に設けるとともに、前記オリフィスに対する前記針電極の相対位置及び/又は相対角度を可変設定可能に支持する針電極支持手段によって前記針電極を支持し、 前記針電極支持手段による前記針電極の相対位置及び/又は相対角度の設定によって、前記先端面と前記オリフィスとの相対位置を設定し、前記オリフィスに流入する反応イオンのイオン種を特定し又は制御するようにしたことを特徴とする大気圧コロナ放電イオン化システム。
IPC (2件):
H01J 49/10 ,  G01N 27/62
FI (2件):
H01J49/10 ,  G01N27/62 G
Fターム (9件):
2G041CA01 ,  2G041DA10 ,  2G041DA18 ,  2G041EA05 ,  5C038GG06 ,  5C038GG08 ,  5C038GH04 ,  5C038GH11 ,  5C038GH15
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)
引用文献:
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