特許
J-GLOBAL ID:201303058989533645

ポンプの制御方法及びその制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡村 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-254666
公開番号(公開出願番号):特開2013-108446
出願日: 2011年11月22日
公開日(公表日): 2013年06月06日
要約:
【課題】構造の簡単化を図りつつ、液体の排水時間の短縮化とキャビテーション発生の抑制とを両立できるポンプの制御方法及びその制御装置を提供する。【解決手段】バラストタンク4に対して注排水するためのポンプ1の吐出側に接続された吐出弁5と、吸込圧センサ2と、吐出圧センサ3と、吸込圧Pinと吐出圧Poutに基づいて吐出弁5を制御する制御器10とを備え、制御器10は、流量演算手段11と、NPSH特性線Lhとキャビテーション判定特性線Lcと復帰判定特性線Lsとを記憶した特性記憶手段12と、作動状態Xが吸込圧Pinの減少に応じてキャビテーション判定特性線Lcに達した際に復帰判定特性線Ls上の作動状態になるまで吐出弁5を絞り側へ調整した後、復帰判定特性線Lsとキャビテーション判定特性線Lcの中間近傍の作動状態になるまで吐出弁5を開き側へ調整する吐出弁調整制御手段13を有している。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
液体を貯留するタンクに対して注排水するためのポンプの吐出側に接続された流量調整可能な吐出弁を、タンクから液体排出時にキャビテーションが発生しないように制御するポンプの制御方法において、 前記ポンプ吸込側の吸込圧と流量をパラメータとして、NPSH特性線と、このNPSH特性線から第1許容幅離隔させて流量減少側に設定したキャビテーション判定特性線と、このキャビテーション判定特性線よりも第2許容幅離隔させて流量減少側に設定した復帰判定特性線とを予め設定して特性記憶手段に記憶しておき、 吸込圧検出手段により検出したポンプ吸込側の吸込圧と、吐出圧検出手段により検出したポンプ吐出側の吐出圧とを用いて現在の流量を演算する第1工程と、 前記現在流量と検出された吸込圧とで決まる作動状態が、吸込圧の減少に応じて前記キャビテーション判定特性線に達したか否か判定する第2工程と、 前記第2工程で肯定判定された際に、前記作動状態が前記復帰判定特性線に達するまで吐出弁を絞り側へ調整する第3工程と、 前記第3工程の後に前記作動状態が前記復帰判定特性線と前記キャビテーション判定特性線の中間近傍の作動状態になるまで吐出弁を開き側へ調整する第4工程と、 を備えたことを特徴とするポンプの制御方法。
IPC (2件):
F04D 15/00 ,  B63B 13/00
FI (2件):
F04D15/00 K ,  B63B13/00 E
Fターム (9件):
3H020AA01 ,  3H020BA26 ,  3H020CA01 ,  3H020CA03 ,  3H020DA15 ,  3H020EA02 ,  3H020EA11 ,  3H020EA12 ,  3H020EA15
引用特許:
出願人引用 (4件)
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