特許
J-GLOBAL ID:201303060579340119
繊維強化ポリプロピレン系樹脂組成物及びその成形体
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
河備 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-195803
公開番号(公開出願番号):特開2013-067789
出願日: 2012年09月06日
公開日(公表日): 2013年04月18日
要約:
【課題】 低収縮で、シボ転写性、耐傷付性、成形外観性が良好であり、発泡させることなく成形体表面の触感が滑らかで且つソフトであり、さらに高剛性・高衝撃強度・高耐熱性である繊維強化ポリプロピレン系樹脂組成物、その製造方法及び成形体の提供。【解決手段】 メタロセン系触媒を用いて逐次重合するなどの4条件を満たすプロピレン-エチレンブロック共重合体、特定の繊維及び必要に応じ特定の変性ポリオレフィン、MFRなどの2条件を満たす熱可塑性エラストマー、特定のプロピレン系重合体樹脂、特定の脂肪酸アミドを含有した繊維強化ポリプロピレン系樹脂組成物などによる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記のプロピレン-エチレンブロック共重合体(ア)40重量%〜99重量%と、繊維(イ)1重量%〜60重量%(但し、(ア)と(イ)との合計量は100重量%である)とを含有することを特徴とする繊維強化ポリプロピレン系樹脂組成物。
プロピレン-エチレンブロック共重合体(ア):次の(ア-i)〜(ア-iv)に規定する要件を有する。
(ア-i):メタロセン系触媒を用いて、第1工程でプロピレン単独またはエチレン含量7重量%以下のプロピレン-エチレンランダム共重合体成分(ア-A)を30重量%〜95重量%、第2工程で成分(ア-A)よりも3重量%〜20重量%多くのエチレンを含有するプロピレン-エチレンランダム共重合体成分(ア-B)を70重量%〜5重量%逐次重合することで得られたものである。
(ア-ii):DSC法により測定された融解ピーク温度(Tm)が110°C〜150°Cである。
(ア-iii):固体粘弾性測定により得られる温度-損失正接曲線において、tanδ曲線が0°C以下に単一のピークを有する。
(ア-iv):メルトフローレート(MFR:230°C、2.16kg荷重)が0.5g/10分〜200g/10分である。
繊維(イ):次の(イ-i)に規定する要件を有する。
(イ-i):ガラス繊維、炭素繊維、ウィスカー及び融点が245°C以上である有機繊維からなる群から選ばれる少なくとも1種である。
IPC (8件):
C08L 53/00
, C08K 7/14
, C08K 7/06
, C08L 23/26
, C08K 5/20
, C08J 5/08
, C08J 3/20
, C08F 297/08
FI (8件):
C08L53/00
, C08K7/14
, C08K7/06
, C08L23/26
, C08K5/20
, C08J5/08
, C08J3/20 B
, C08F297/08
Fターム (51件):
4F070AA16
, 4F070AB08
, 4F070AC28
, 4F070AD02
, 4F070AE01
, 4F070FA01
, 4F070FA03
, 4F070FA07
, 4F070FA10
, 4F070FB07
, 4F072AA04
, 4F072AA08
, 4F072AB09
, 4F072AB14
, 4F072AB22
, 4F072AD04
, 4F072AD52
, 4F072AD53
, 4F072AD54
, 4F072AF29
, 4F072AG05
, 4F072AH05
, 4F072AH20
, 4F072AK05
, 4F072AK15
, 4F072AL02
, 4F072AL12
, 4J002BB172
, 4J002BB212
, 4J002BP012
, 4J002BP021
, 4J002DA016
, 4J002DL006
, 4J002EP017
, 4J002FA046
, 4J002FD016
, 4J002FD177
, 4J002GN00
, 4J002GQ00
, 4J026HA04
, 4J026HA27
, 4J026HA32
, 4J026HA40
, 4J026HB03
, 4J026HB04
, 4J026HB20
, 4J026HB27
, 4J026HB32
, 4J026HB40
, 4J026HB45
, 4J026HE01
引用特許:
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