特許
J-GLOBAL ID:201303061965684260
細胞放出物質検出装置、細胞放出物質検出方法および細胞放出物質検出用固定化酵素基板
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-176342
公開番号(公開出願番号):特開2013-040800
出願日: 2011年08月11日
公開日(公表日): 2013年02月28日
要約:
【課題】細胞から放出されたヌクレオチド関連化学物質について、細胞組織上の濃度分布を検出する細胞放出物質検出装置、細胞放出物質検出方法および細胞放出物質検出用固定化酵素基板を提供すること。【解決手段】GAPDHを固定化した透明基板10に、細胞組織Sを載置し、GAPとNAD+との存在下で、細胞組織S表面のATPが消費されNADHが生じる。透明基板10の側方に設けられた光源ユニット7からの照射光にて透明基板10の表面にエバネッセント波L2を発生させ、透明基板10の極近傍、即ち、細胞組織S表面のNADHを蛍光発光させる。このように反応系を設計することにより、リボヌクレオチドであるATPを、反応で生成された蛍光物質(NADH)が放射する蛍光によって検出することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
細胞組織が載置される載置面側に、基質をリン酸化するリン酸化反応とリン酸化された後の基質を酸化する酸化反応とを触媒する酵素を有する基板と、
その基板上での反応に伴って蛍光元物質から生成される蛍光物質を励起する励起光を、前記基板上の細胞組織に向けて照射する光照射手段と、
その光照射手段によって照射された励起光によって蛍光物質から放射される蛍光を検出する検出手段と、
その検出手段により検出された蛍光に基づいて画像を形成する画像形成手段とを備えており、
その画像形成手段により形成された画像により、前記基板に載置された細胞組織から放出されたヌクレオチド関連化学物質の濃度分布を検出することを特徴とする細胞放出物質検出装置。
IPC (2件):
FI (3件):
G01N21/78 C
, G01N21/78 B
, G01N21/64 G
Fターム (31件):
2G043AA01
, 2G043BA16
, 2G043DA01
, 2G043EA01
, 2G043FA01
, 2G043HA01
, 2G043HA05
, 2G043HA08
, 2G043JA02
, 2G043KA03
, 2G043KA05
, 2G043LA03
, 2G043NA06
, 2G043NA13
, 2G054AA08
, 2G054CA21
, 2G054CA22
, 2G054CB10
, 2G054CD01
, 2G054EA03
, 2G054FA16
, 2G054FA17
, 2G054FA19
, 2G054FA32
, 2G054FA33
, 2G054GA02
, 2G054GA04
, 2G054GE03
, 2G054JA04
, 2G054JA05
, 2G054JA08
引用特許:
前のページに戻る