特許
J-GLOBAL ID:201303062760230018

パイロット噴射量補正方法及びコモンレール式燃料噴射制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安孫子 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-148393
公開番号(公開出願番号):特開2013-015076
出願日: 2011年07月04日
公開日(公表日): 2013年01月24日
要約:
【課題】パイロット噴射量補正処理において生ずる補正誤差が噴射特性へ及ぼす悪影響を極力抑圧し、より信頼性の高いパイロット噴射を可能とする。【解決手段】無噴射状態において微小噴射量の複数の噴射を行い、その際生ずるエンジン回転変動に対応する周波数成分に基づいて、燃料噴射弁の基準となる基準通電時間と実際通電時間との差分を学習することで、通電時間、通電タイミングの補正を行うパイロット燃料噴射量補正制御が実行されるよう構成されてなるコモンレール式燃料噴射制御装置において、学習値として得られた基準通電時間と前記微少噴射の際の通電時間との差分を、所定の演算式により算出された分割率にしたがって分割し、基準通電時間の前後に配し補正通電時間を得ることで補正誤差が噴射特性へ及ぼす悪影響を抑圧可能としてなるものである。【選択図】図2
請求項(抜粋):
燃料噴射弁が無噴射状態において、微小噴射量の燃料噴射である微小噴射を複数回行い、その際生ずるエンジン回転数の変動量に基づいて前記微小噴射の際に噴射されたであろうと推定される推定噴射量を求める一方、レール圧と燃料噴射量を入力パラメータとして、種々のレール圧及び燃料噴射量に対する燃料噴射弁の取付の際に取得された通電時間が基準通電時間として読み出し可能に構成された基準通電時間マップから得られる、前記推定噴射量及び前記微小噴射の際のレール圧に対応する基準通電時間と、前記微小噴射の際の通電時間との差分を得、学習値として更新可能に記憶し、以後、パイロット燃料噴射の際に、前記基準通電時間を前記学習値により補正した値を通電時間とすることで、燃料噴射弁の噴射特性のずれに起因する燃料噴射量のずれを補正可能とし、前記エンジン回転数の変動量は、エンジン回転信号の周波数成分の変動分である回転変動周波数成分を基に算出されるよう構成されてなるコモンレール式燃料噴射制御装置におけるパイロット燃料噴射量補正方法であって、 前記学習値として得られた基準通電時間と前記微小噴射の際の通電時間との差分を、所定の演算式により算出された分割率にしたがって分割し、前記基準通電時間の前後に配し補正通電時間を得ることを特徴とするパイロット燃料噴射量補正方法。
IPC (1件):
F02D 41/38
FI (1件):
F02D41/38 B
Fターム (13件):
3G301HA02 ,  3G301LB13 ,  3G301MA11 ,  3G301MA23 ,  3G301NA08 ,  3G301NC02 ,  3G301ND21 ,  3G301PA09Z ,  3G301PA10Z ,  3G301PB03Z ,  3G301PE01Z ,  3G301PE02Z ,  3G301PF03Z
引用特許:
審査官引用 (3件)

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