特許
J-GLOBAL ID:201303062936393687

空洞厚推定方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 樺澤 襄 ,  樺澤 聡 ,  山田 哲也
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-104822
特許番号:特許第5062921号
出願日: 2012年05月01日
要約:
【課題】道路に局所的に存在する空洞の厚さを非破壊で容易に評価できる空洞厚推定方法及びその装置を提供する。 【解決手段】道路12の空洞予想位置Iに対して複数の異なる周波数帯域の電磁波W1を放射する。放射した電磁波W1の反射波W2をそれぞれ検出する。電磁波W1の周波数帯域の相違に対応する反射波W2の相違に基づいて空洞13の厚さ方向の始端の位置と終端の位置とを推定する。推定した始端の位置と終端の位置とに基づいて空洞厚Tを推定する。道路12を破壊することなく道路12に局所的に存在する空洞13の厚さを容易に評価できる。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 検査対象物の空洞厚を推定する空洞厚推定方法であって、 少なくとも前記検査対象物の空洞予想位置に対して、少なくとも最大周波数が互いに異なる複数の周波数帯域の検出波を、その周波数帯域の最小周波数から最大周波数まで掃引しつつ放射し、 これらの検出波の反射波をそれぞれ検出し、 これら検出した反射波の周波数帯域毎のトレースをこの周波数帯域の最大周波数順に並べてチャートを生成し、 このチャートの中から、最大周波数が最も大きい位置にてトレースの強度がマイナス方向に大きくなるピーク位置と、このピーク位置よりも時間的に遅い側の2つ隣に隣接するトレースの強度がプラス方向に大きくなるピーク位置とをそれぞれ抽出し、これらのピーク位置が、前記チャート中の最大周波数が相対的に低い箇所で重なり合っている場合に、これらのピーク位置を空洞の厚さ方向の始端の位置と終端の位置と推定し、 推定したこれら始端の位置と終端の位置とに基づいて空洞厚を推定する ことを特徴とした空洞厚推定方法。
IPC (2件):
G01S 13/88 ( 200 6.01) ,  G01B 15/02 ( 200 6.01)
FI (2件):
G01S 13/88 G ,  G01B 15/02 C
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)
引用文献:
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