特許
J-GLOBAL ID:201303065133148291

炎症性メディエーターの放出を減弱させるための方法及びそれにおいて有用なペプチド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人川口國際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-145459
公開番号(公開出願番号):特開2013-241428
出願日: 2013年07月11日
公開日(公表日): 2013年12月05日
要約:
【課題】浸潤白血球顆粒からのMARCKSタンパク質が関与した炎症性メディエーターの放出が関連した喘息、COPD及び嚢胞性線維症などの、気道炎症を特徴とする肺疾患を含む、全組織及び器官における疾患に関連する治療方法の提供。【解決手段】炎症性白血球において炎症性メディエーター顆粒又は小胞の放出の速度及び/又は量を低下させることに関与し得るMANSペプチドのペプチド断片及びその変異体。【選択図】図9
請求項(抜粋):
(a)参照配列、GAQFSKTAAKGEAAAERPGEAAVA(配列番号1)の4から23の連続アミノ酸を有するアミノ酸配列; (b)配列、GAQFSKTAAKGEAAAERPGEAAVA(配列番号1)を有するアミノ酸配列;及び (c)(a)で定義される配列と実質的に同一であるアミノ酸配列、 からなる群から選択されるアミノ酸配列を有する少なくとも1つのペプチドを含む医薬組成物の治療的有効量を対象の組織及び/又は体液に投与することを含む、対象の組織及び/又は体液中の少なくとも1つの炎症性細胞における顆粒からの少なくとも1つの炎症性メディエーターの放出を阻害する方法(ここで、ペプチドのC末端アミノ酸は、場合によっては独立に化学的に修飾され、ペプチドのN末端アミノ酸は、C2からC13の飽和又は不飽和脂肪族カルボン酸、C14の飽和又は不飽和脂肪族カルボン酸、C15から24の飽和又は不飽和脂肪族カルボン酸及びトリフルオロ酢酸からなる群から選択されるカルボン酸でのアシル化により独立に化学的に修飾されるか、又は化学的に修飾されず、ただし、そのアミノ酸配列が、C2からC13の飽和又は不飽和脂肪族カルボン酸、C14の不飽和脂肪族カルボン酸、C15から24の飽和又は不飽和脂肪族カルボン酸及びトリフルオロ酢酸からなる群から選択されるカルボン酸のみでのアシル化による参照配列の配列GAQFで始まる場合は前記ペプチドはアシル化により修飾されるか、又は化学的に修飾されず、ここで、前記ペプチドは、医薬的に許容可能な担体と場合によっては組み合わされ、前記少なくとも1つのペプチド非存在下で起こる炎症性細胞の同じタイプの少なくとも1つからの炎症性メディエーターの放出と比較して少なくとも1つの炎症性細胞からの前記炎症性メディエーターの放出を低下させるために治療的に有効な炎症性メディエーター放出低下量である。)。
IPC (13件):
A61K 38/00 ,  C07K 14/47 ,  C07K 7/06 ,  C07K 7/08 ,  A61P 43/00 ,  A61P 29/00 ,  A61P 11/06 ,  A61P 11/08 ,  A61P 11/00 ,  A61P 37/08 ,  A61P 11/02 ,  A61P 19/02 ,  A61P 37/02
FI (13件):
A61K37/02 ,  C07K14/47 ,  C07K7/06 ,  C07K7/08 ,  A61P43/00 111 ,  A61P29/00 ,  A61P11/06 ,  A61P11/08 ,  A61P11/00 ,  A61P37/08 ,  A61P11/02 ,  A61P19/02 ,  A61P37/02
Fターム (25件):
4C084BA01 ,  4C084BA08 ,  4C084BA16 ,  4C084BA17 ,  4C084BA18 ,  4C084BA19 ,  4C084CA59 ,  4C084NA14 ,  4C084ZA342 ,  4C084ZA592 ,  4C084ZA612 ,  4C084ZA962 ,  4C084ZB072 ,  4C084ZB112 ,  4C084ZB132 ,  4H045AA10 ,  4H045AA30 ,  4H045BA13 ,  4H045BA14 ,  4H045BA15 ,  4H045BA16 ,  4H045BA17 ,  4H045BA18 ,  4H045CA42 ,  4H045EA20
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)
引用文献:
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