特許
J-GLOBAL ID:201303065594220202
切削摩擦加工用チップ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
安倍 逸郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-074218
公開番号(公開出願番号):特開2013-202733
出願日: 2012年03月28日
公開日(公表日): 2013年10月07日
要約:
【課題】被加工材の表面直下での空洞の発生量を低減可能で、被加工材の表面の摩擦加工の終点部分に生じるササクレ状態の環状の金属片の発生を防止可能な切削摩擦加工用チップを提供する。【解決手段】チップ先端部のチップ送り側の部分に側方切れ刃を形成したため、摩擦加工に伴い、チップが送り方向へ移動する際、側方切れ刃により被加工材の表面の盛り上がり部分を亀裂ごと切除する。これにより、被加工材の表面直下での空洞の発生を低減できる。しかも、この盛り上がり部分は小さなササクレ部分に当たるため、側方切れ刃によりこの盛り上がり部分を発生直後に順次切除することで、摩擦加工に伴い表面の摩擦加工の終点部分に現出するササクレ状態の環状の金属片が発生しない。【選択図】図1
請求項(抜粋):
先端部に摩擦加工作用面を有し、かつ軸線回りに回転中の金属からなる被加工材の表面に前記先端部を押し当てて、前記被加工材の軸線と平行なチップ送り方向へ送られることで、前記被加工材の表面の浅い領域に超強加工としての摩擦加工を施す切削摩擦加工用チップにおいて、
前記先端部のチップ送り側の部分には、前記被加工材の表面のうち、前記先端部の押し当て位置よりチップ送り方向の領域で、摩擦加工に伴って前記表面の一部分が盛り上がった部分を切除する側方切れ刃が形成された切削摩擦加工用チップ。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (5件):
3C046CC01
, 3C058AA01
, 3C058AA09
, 3C058AB01
, 3C058CB02
引用特許: