特許
J-GLOBAL ID:201303065670250264

AC同期モータの初期磁極推定装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-281919
公開番号(公開出願番号):特開2003-088165
特許番号:特許第4766361号
出願日: 2001年09月17日
公開日(公表日): 2003年03月20日
請求項(抜粋):
【請求項1】 AC同期モータを駆動するPWM電力変換手段と、前記AC同期モータの3相電流を検出する3相電流検出手段と、前記AC同期モータの電気角を検出する電気角検出手段と、3相指令電圧と搬送波を比較してPWMゲートパルスを演算するPWMゲートパルス演算手段と、前記PWMゲートパルスを入力して直流電圧を任意の交流電圧に変換する前記PWM電力変換手段であって、AC同期モータの初期磁極を計算する磁極推定手段を備えたAC同期モータの初期磁極推定装置において、 デフォルト初期磁極をゼロに設定するデフォルト初期磁極設定手段と、指令速度波形生成手段と、前記指令速度から前記検出速度を差し引いて速度誤差を計算する速度誤差演算手段と、前記速度誤差に基づいて指令トルクを生成する速度比例積分制御手段と、前記指令速度が第1周期目になった場合はq軸制御モード、第2周期目になった場合はd軸制御モードに切り換えを行うdqモードスイッチと、前記q軸制御モードを選択した場合は前記q軸指令電流に前記指令トルクを入力し、d軸指令電流にゼロを入力した後、前記指令速度が正の一定速度区間にあるかどうかの判断を行う一定速度判断手段と、前記指令速度が前記正の一定速度区間に入った場合にはq軸メモリに一定量の瞬時q軸指令電流を記憶するq軸指令記憶手段と、前記d軸制御モードを選択した場合は前記q軸指令電流にゼロを入力し、前記d軸指令電流に前記指令トルクを入力した後、前記指令速度が正の一定速度区間にあるかどうかの判断を行う一定速度判断手段と、前記指令速度が前記正の一定速度区間に入った場合には前記q軸メモリから呼び出した瞬時q軸呼び出し指令電流と前記d軸指令電流の情報を用いて瞬時推定初期磁極を計算する瞬時推定初期磁極演算手段と、 前記瞬時推定初期磁極を前記初期磁極設定手段で設定された前記デフォルト初期磁極に加えて補正初期磁極を演算する補正初期磁極演算手段とを有し、 前記AC同期モータの暴走検出する暴走検出手段と、前記暴走検出手段で暴走を検出すると指令速度をゼロにし、前記AC同期モータが停止したのを確認して、デフォルト初期磁極に90°足して、または90°引いて最初から初期磁極推定をやり直すAC同期モータの初期磁極推定装置。
IPC (4件):
H02P 6/16 ( 200 6.01) ,  H02P 21/00 ( 200 6.01) ,  H02P 27/04 ( 200 6.01) ,  H02P 6/20 ( 200 6.01)
FI (3件):
H02P 6/02 321 N ,  H02P 5/408 C ,  H02P 6/02 321 K
引用特許:
審査官引用 (4件)
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