特許

J-GLOBAL ID：201303066497984482

液体金属ターゲット形成装置及び中性子発生装置

発明者： 久利 修平 ,  松下 出 ,  堀池 寛 ,  村田 勲 ,  帆足 英二 ,  鈴木 幸子 ,  加藤 逸郎
出願人/特許権者： 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 ,  国立大学法人大阪大学
代理人 (2件)： 酒井 宏明 ,  高村 順
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2012-114930
公開番号（公開出願番号）：特開2013-242207
出願日： 2012年05月18日
公開日（公表日）： 2013年12月05日
要約：

【課題】 起動又は停止時にターゲット形成部の周囲に液体金属がこぼれないようにすること。【解決手段】 ノズル11にベローズ17を接続すると共にノズル11を移動支持部13により支持する。ノズル11から液体リチウムを噴出する際にはノズル11を移動させ、その先端が受け部12に挿入された状態とする。この状態で起動を行うと、ノズル11から液体リチウムが噴出して直接受け部12に入る。噴出が安定したらノズル11を受け部12から離してターゲットTを露出し、当該ターゲットTに陽子ビームBを照射する。停止時には、ノズル11を再び移動して受け部12に挿入し、停止する。このようにすれば、起動又は停止時において液体リチウムがノズル11と受け部12との間からこぼれることがない。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

液体金属を噴射するノズルと当該ノズルから噴射した液体金属を受ける受け部とを有すると共に、前記ノズルと受け部との間の陽子ビームの照射空間に液体金属ターゲットを形成するターゲット形成部と、 前記ノズル及び受け部を液体金属の噴出方向であって且つノズル先端がターゲット形成位置から受け部に至るまで相対移動させるように、前記ノズル及び受け部の一方又は双方を支持する第一の移動支持手段と、 前記ノズル側又は受け部側に設けられ且つ液体金属の噴出方向に伸縮可能な伸縮筒体と、 を備えたことを特徴とする液体金属ターゲット形成装置。

IPC (2件)：

G21K 5/08 ,  G21K 5/02

FI (2件)：

G21K5/08 N ,  G21K5/02 N

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 液体金属ループ
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-245742   出願人：日本原子力研究所, 石川島播磨重工業株式会社
• 中性子発生装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-054197   出願人：石川島播磨重工業株式会社

引用文献：

審査官引用 (1件)

• IFMIF液体金属リチウムターゲット流に関する実験研究