特許
J-GLOBAL ID:201303068785144246

高力ボルト及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 的場 基憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-269066
公開番号(公開出願番号):特開2013-139631
出願日: 2012年12月10日
公開日(公表日): 2013年07月18日
要約:
【課題】1700MPa以上の引張強さを有し、引張変形性能、耐遅れ破壊特性に優れた高力ボルト及びその製造方法を提供する。【解決手段】質量%で、C:0.35〜0.70%、Si:0.50〜2.50%、Mn:0.10〜1.00%、Cr:0.30〜3.00%、Mo:0.50〜1.50%、Al:0.001〜0.1%を含有し、残部はFe及び不可避不純物からなる鋼材を軸部2における形状パラメータS(=Ab/Ae、Abは軸部の有効断面積、Aeはねじ部の有効断面積)が0.85以上1.25未満の値となるようにボルト形状に成形し、850°C〜1050°Cの温度範囲内でオーステナイト化処理して焼入れした後、500°C〜650°Cの温度範囲で焼戻処理を施す。【選択図】図1
請求項(抜粋):
質量%で C:0.35〜0.70%、 Si:0.50〜2.50%、 Mn:0.10〜1.00%、 Cr:0.30〜3.00%、 Mo:0.50〜1.50%、 Al:0.001〜0.1% を含有し、残部がFe及び不可避不純物から成る高力ボルトであって、ボルト頭部からねじ部までの部位における内部金属組織の90体積%以上が焼戻マルテンサイト組織であると共に、当該部位の引張強さが1700MPa以上であり、次式(1)で表される軸部形状パラメータSが0.85以上1.25未満の値であることを特徴とする高力ボルト。 S=Ab/Ae ・・・ (1) (式中のAbは軸部の有効断面積、Aeはねじ部の有効断面積を示す)
IPC (3件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/34 ,  C21D 9/00
FI (3件):
C22C38/00 301Z ,  C22C38/34 ,  C21D9/00 B
Fターム (15件):
4K042AA25 ,  4K042BA01 ,  4K042BA02 ,  4K042BA08 ,  4K042CA06 ,  4K042CA08 ,  4K042DA01 ,  4K042DA02 ,  4K042DC02 ,  4K042DC03 ,  4K042DD03 ,  4K042DE02 ,  4K042DE03 ,  4K042DE06 ,  4K042DE07

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