特許
J-GLOBAL ID:201303069458702436

鏡像異性体的に純粋なピレトロイド殺虫剤の調製のための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 小野 新次郎 ,  社本 一夫 ,  増井 忠弐 ,  小林 泰 ,  千葉 昭男 ,  富田 博行 ,  江尻 ひろ子
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-512109
特許番号:特許第5047441号
出願日: 2001年07月16日
請求項(抜粋):
【請求項1】 以下の式(I): [式中、YはCl又はBrであり;Zは、Cl、Br又はハロアルキル基であり;そしてEは、殺虫的に活性なエステル部分である] の化合物の鏡像異性体又は鏡像異性体的に富化された式(I)化合物を調製するための方法であって、 (a)以下の式(VII): [式中、XはCl又はBrであり;Y及びY1は、独立にCl又はBrであり;そしてZは、Cl、Br又はハロアルキル基である] の化合物を、実質的に光学的に純粋なキラルなアミンと反応させて、ジアステレオ異性体の塩を形成し; (b)それぞれの鏡像異性体のジアステレオ異性体の塩を分離し; (c)それぞれの鏡像異性体のジアステレオ異性体の塩を、酸又は塩基の加水分解によって、以下の式(VIIa)及び(VIIb): [式中、X、Y、Y1及びZは、化合物(VII)に対して定義した通りである] の化合物にそれぞれ別個に転換し; (d)式(VIIa)又は(VIIb)の化合物を塩素化して、以下の式(VI): [式中、X、Y、Y1及びZは、式(VII)に対して定義した通りである] の単一の鏡像異性体又は鏡像異性体的に富化された化合物を得て; (e)工程d)の生成物をエステル化して、以下の式(V): [式中、X、Y、Y1及びZは、式(VII)に対して定義した通りであり、そしてRは、アルキルである] の単一の鏡像異性体又は鏡像異性体的に富化された化合物を得て; (f)工程e)の生成物を環化して、以下の式(IV): [式中、Y、Y1及びZは、式(VII)に対して定義した通りであり、そしてRは、アルキルである] の単一の鏡像異性体又は鏡像異性体的に富化された化合物を得て; (g)工程f)の生成物を、加水分解及び脱塩化水素によって、以下の式(III): [式中、Y及びZは、式(VII)に対して定義した通りである] の単一の鏡像異性体又は鏡像異性体的に富化された化合物に転換し; (h)式IIIの化合物を塩素化して、以下の式(II): [ここで、Y及びZは、式(VII)に対して定義した通りである] の単一の鏡像異性体又は鏡像異性体的に富化された化合物を得て;そして (i)工程h)の生成物をエステル化して、式(I)の単一の鏡像異性体又は鏡像異性体的に富化された化合物を得ること を含んでなる、前記方法。
IPC (6件):
C07C 67/14 ( 200 6.01) ,  C07C 69/747 ( 200 6.01) ,  C07C 51/487 ( 200 6.01) ,  C07C 53/21 ( 200 6.01) ,  C07B 53/00 ( 200 6.01) ,  C07B 57/00 ( 200 6.01)
FI (6件):
C07C 67/14 ,  C07C 69/747 T ,  C07C 51/487 ,  C07C 53/21 ,  C07B 53/00 C ,  C07B 57/00 346
引用特許:
審査官引用 (15件)
  • 特開昭54-112820
  • 特開昭54-115352
  • 特開昭52-125121
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引用文献:
審査官引用 (4件)
  • Rationale in the invention and optimisation of tefluthrin, A pyrethroid for use in soil
  • Rationale in the invention and optimisation of tefluthrin, A pyrethroid for use in soil
  • 実験化学講座 18 有機化合物の反応II(上), 19571125, 第531頁〜第534頁
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