特許
J-GLOBAL ID:201303072301142845

溶融脱揮押出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  古賀 哲次 ,  小林 良博 ,  出野 知 ,  胡田 尚則
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-536653
公開番号(公開出願番号):特表2013-540628
出願日: 2011年10月12日
公開日(公表日): 2013年11月07日
要約:
重合性炭素-炭素不飽和及び/又は脂肪族に結合したハロゲンを含む感熱性ポリマーを脱揮押出機内で脱揮する。感熱性ポリマーを、重合性炭素-炭素不飽和を含まず、5質量%以下の脂肪族に結合したハロゲンを含み、25,000〜175,000の分子量を有する第2のポリマーとブレンドする。このブレンドを、次に、押出機内で脱揮して脱揮されたポリマーブレンドを生成させる。この方法では、感熱性ポリマーの熱分解が最低限に抑えられる。
請求項(抜粋):
a)成分1):重合性炭素-炭素不飽和、少なくとも10質量%の脂肪族に結合したハロゲン、又はそれらの両方を含む少なくとも1種の第1の熱可塑性ポリマー; 成分2):少なくとも1種の第2の熱可塑性有機ポリマー、当該少なくとも1種の第2の熱可塑性有機ポリマーは、成分1)と、存在するそれらの相対量で混和性であり、ここで、当該第2の有機ポリマーは、重合性炭素-炭素不飽和を実質的に含まず、5質量%未満のハロゲンを含み、ポリスチレン標準に対してGPCにより測定した場合に約25,000〜約175,000の質量平均分子量を有する;及び 成分3):ポリマー混合物の全質量を基準にして1〜60質量%の少なくとも1種の揮発性化合物; を含む熱可塑化ポリマー混合物を、上記少なくとも1種の揮発性化合物の沸点を超える温度で脱揮押出機に供給する工程; b)脱揮押出機内の熱可塑化ポリマー混合物を、3,000ppm以下の揮発性化合物を含む脱揮された熱可塑化ポリマーブレンドと、上記の少なくとも1種の揮発性化合物を含む別個の蒸気相とに分離する工程;及び c)脱揮押出機バレルにおける少なくとも1個のベントを通じて蒸気相を放出し、当該ベントの下流にある出口を通じて脱揮されたポリマーブレンドを脱揮押出機から放出する工程; を含み、ここで、 A)押出機の出口から放出された脱揮されたポリマーブレンドは、細管レオメトリーにより測定した場合に、180°Cでの溶融剪断粘度が、100s-1の剪断速度で500Pa・s以下、及び1000s-1の剪断速度で300Pa・s以下であり、 B)工程a)、b)及びc)の間に、ポリマー混合物及び脱揮されたポリマーブレンドは、第1の熱可塑性ポリマーのガラス転移温度よりも100°C高い温度以下の温度に維持される、溶融脱揮押出方法。
IPC (1件):
B29C 47/76
FI (1件):
B29C47/76
Fターム (10件):
4F207AA13 ,  4F207AA46 ,  4F207AB00 ,  4F207AB06 ,  4F207AR02 ,  4F207AR06 ,  4F207KA01 ,  4F207KA11 ,  4F207KF03 ,  4F207KL41
引用特許:
審査官引用 (4件)
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