溶液状のカルベンの製造方法、特に該方法によって得られる新規な安定な形のカルベン、及び触媒反応におけるその使用

発明者： , , , ,
出願人/特許権者： ,
代理人 (1件)：アクシス国際特許業務法人
公報種別：公表公報
出願番号（国際出願番号）：特願2012-547512
公開番号（公開出願番号）：特表2013-532117
出願日： 2011年01月07日
公開日（公表日）： 2013年08月15日
要約：

本発明は、強塩基を用いて前駆体塩を脱プロトン化することによるカルベンの製造方法に関する。本発明の目的は、カルベンの合成を強化すること、即ちこの合成を簡単なものにし、もっと経済性のいいものにし、そして、貯蔵及び使用しやすく且つ先行技術のカルベン触媒よりもっと有効であり、もっと高収率であり且つもっと選択性に優れた触媒系を構成する安定で純粋な液体又は固体の形を得ることにある。このために、前記方法は、アルコールを含む溶媒中での脱プロトン化を含む。本発明はまた、アルコール及び前記方法によって得られるカルベンを含有する溶液、並びに前記溶液から例えば昇華によって得ることができる固体にも関する。

請求項（抜粋）：

少なくとも1種のアルコール及び少なくとも1種のカルベンから成る溶液Aの形で提供され、20°Cにおいて安定な、カルベン含有触媒又はカルベン含有反応成分の製造方法であって、次の工程: ・少なくとも1種の強塩基(随意にその場で生じさせたもの)を、好ましくは0°C〜100°Cの範囲の温度において、カルベンCの前駆体である少なくとも1種の化合物Bと反応させる工程[前記化合物Bは塩であり、次の構造(I):

IPC (1件)：

C07D 233/58

FI (1件)：

C07D233/58

引用特許：

審査官引用 (1件)

カルベンの存在下でのポリオルガノシロキサン(POS)の開環重合及び/又は再分配によるPOSの製造方法並びに該方法によって製造されたPOS化合物
公報種別：公表公報出願番号：特願2006-546271 出願人：ロディア・シミ, サントルナスィオナルドラルシェルシュスィアンティフィク(セエンエルエス)

引用文献：

審査官引用 (8件)

Org.Lett., 1999, 1(6), 953-956
ARKIVOC, 2007, (xvi), 156-172
Tetrahedron Letters, 2008, 49, 4316-4318

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