交流電動機の制御装置

発明者： , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：加古宗男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2012-097222
公開番号（公開出願番号）：特開2013-225994
出願日： 2012年04月22日
公開日（公表日）： 2013年10月31日
要約：

【課題】一つの交流モータに対して一つの電流センサを設けたシステムにおいて、交流モータの電流推定精度を向上させることができるようにする。【解決手段】電流推定部17では、電流センサで検出したセンサ相(W相)の電流検出値iw.sns と他の二相(U相とV相)の前回の電流推定値iu.est ,iv.est とに基づいてd軸及びq軸電流推定値id.est ,iq.est を算出するdq変換と、d軸及びq軸電流推定値id.est ,iq.est をLPF処理により平滑化した値に基づいて他の二相の電流推定値iu.est ,iv.est を算出する逆dq変換とを所定の演算周期Tで繰り返し実行し、この逆dq変換の際に、その時点から演算周期Tの1周期分だけ進角した時点における他の二相の電流推定値iu.est ,iv.est を算出することで、センサ相の電流検出値iw.sns の位相と他の二相の前回の電流推定値iu.est ,iv.est の位相とを一致させる。【選択図】図4

請求項（抜粋）：

三相の交流電動機と、該交流電動機の各相のうちの一相(以下「センサ相」という)に流れる電流を検出する電流センサとを備えた交流電動機の制御装置において、前記電流センサで検出した前記センサ相の電流検出値と該センサ相以外の他の相の前回の電流推定値とに基づいて前記交流電動機の回転座標系におけるd軸電流推定値とq軸電流推定値を算出するdq変換と、前記d軸電流推定値と前記q軸電流推定値をそれぞれ平滑化した値に基づいて前記他の相の電流推定値を算出する逆dq変換とを所定の演算周期で繰り返し実行する電流推定手段を備え、前記電流推定手段は、前記逆dq変換の際に、前記他の相の電流推定値として、その時点から前記演算周期の1周期分だけ進角した時点における他の相の電流推定値を算出することを特徴とする交流電動機の制御装置。

IPC (2件)：

H02P 21/00 , H02P 27/04

FI (1件)：

H02P5/408 A

Fターム (9件)：

5H505AA16 , 5H505CC01 , 5H505DD03 , 5H505DD05 , 5H505DD06 , 5H505EE41 , 5H505HB01 , 5H505JJ04 , 5H505LL22

引用特許：

審査官引用 (5件)

インバータの制御方法および装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平11-322888 出願人：株式会社日立製作所
交流モータの制御装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平8-017360 出願人：株式会社明電舎
可変速駆動装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平6-070317 出願人：株式会社明電舎

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