特許
J-GLOBAL ID:201303078866846445

動体追跡放射線治療システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 春日 讓 ,  猪野木 雄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-220122
公開番号(公開出願番号):特開2013-078479
出願日: 2011年10月04日
公開日(公表日): 2013年05月02日
要約:
【課題】演算された標的又は代替マーカの通過領域を用いて撮影範囲の設定を的確に行うことができ、X線被ばく量の低減を図ることができる動体追跡放射線治療システムを提供する。【解決手段】X線撮影装置5A,5Bの撮影画像により標的3の二次元位置を演算し、標的3の三次元位置を演算する標的位置認識装置6と、標的3の三次元位置に基づき治療放射線照射装置4を制御して、標的3への迎撃照射又は追尾照射を行う照射制御装置7とを備える。標的3の二次元位置の履歴に基づいて標的3の通過領域Tを演算し、この標的3の通過領域T又はこれを内包して外接する最小撮影範囲Pminと最大撮影範囲Pmaxを示すとともに、最小撮影範囲Pminから最大撮影範囲Pmaxまでの間に制限されながら設定入力する撮影範囲Pを示す撮影範囲設定画面24を表示し、この撮影範囲設定画面24を用いて撮影範囲を手動設定する撮影範囲設定装置16を備える。【選択図】図5
請求項(抜粋):
被検体内の標的に治療放射線を照射する治療放射線照射装置と、 前記標的若しくは前記標的付近の代替マーカをX線撮影する少なくとも2つのX線撮影装置と、 一方の前記X線撮影装置で撮影された画像により一方向から見た前記標的若しくは前記代替マーカの二次元位置を演算し、他方の前記X線撮影装置で撮影された画像により他方向から見た前記標的若しくは前記代替マーカの二次元位置を演算し、それらに基づいて前記標的若しくは前記代替マーカの三次元位置を演算する標的位置認識手段と、 前記標的位置認識手段で演算された前記標的若しくは前記代替マーカの三次元位置に基づき前記治療放射線照射装置を制御して、前記標的への迎撃照射又は追尾照射を行う治療放射線照射制御手段とを備え、 前記X線撮影装置は、前記被検体にX線を照射するX線管、前記被検体を透過したX線の二次元線量分布を検出するX線検出器、及び前記X線管の照射範囲を制限して撮影範囲を可変可能なX線可変絞りを有する動体追跡放射線治療システムであって、 前記標的位置認識手段で演算された前記標的若しくは前記代替マーカの二次元位置の履歴に基づいて前記標的若しくは前記代替マーカの通過領域を演算する通過領域演算手段と、 前記通過領域演算手段で演算された前記標的若しくは前記代替マーカの通過領域又は前記標的若しくは前記代替マーカの通過領域を内包して外接する最小撮影範囲と前記X線撮影装置の固有の最大撮影範囲を示すとともに、前記最小撮影範囲から前記最大撮影範囲までの間に制限されながら設定入力する撮影範囲を示す撮影範囲設定画面を表示し、この撮影範囲設定画面を用いて撮影範囲を手動設定する撮影範囲設定手段と、 前記撮影範囲設定手段で設定された撮影範囲に応じて前記X線撮影装置の前記X線可変絞りを制御する絞り制御手段とを備えたことを特徴とする動体追跡放射線治療システム。
IPC (2件):
A61N 5/10 ,  A61B 6/00
FI (2件):
A61N5/10 M ,  A61B6/00 370
Fターム (17件):
4C082AA01 ,  4C082AC05 ,  4C082AE01 ,  4C082AG22 ,  4C082AJ05 ,  4C082AJ10 ,  4C082AP03 ,  4C082AP07 ,  4C082AP08 ,  4C082AR02 ,  4C082AR12 ,  4C093AA01 ,  4C093AA30 ,  4C093CA34 ,  4C093EA14 ,  4C093FA16 ,  4C093GA01
引用特許:
審査官引用 (2件)

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