特許
J-GLOBAL ID:201303080317841096

輪郭抽出システム、輪郭抽出装置及び輪郭抽出プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-202932
公開番号(公開出願番号):特開2013-066016
出願日: 2011年09月16日
公開日(公表日): 2013年04月11日
要約:
【課題】画像内における動きのある対象物のプライバシーを保護することを課題とする。【解決手段】輪郭抽出システムは、符号化装置及び復号化装置を備える。符号化装置は、フィールド予測モードによって符号化した場合の第1符号化量が、フレーム予測モードによって符号化した場合の第2符号化量に比較して所定閾値以上小さいと判定されたことを条件として、マクロブロックの符号化に用いる予測モードとしてフィールド予測モードを選択する。復号化装置は、符号化データに含まれるヘッダ情報から、ピクチャ構造情報及び予測モード情報を読み出し、ピクチャ構造情報がフレーム構造を示し、かつ、予測モード情報がフィールド予測モードを示す場合に、対応するマクロブロックの画像上の位置を対象物の輪郭に相当する領域として特定する。また、復号化装置は、輪郭に囲まれた領域である輪郭領域の画像データを他の画像データに加工する。【選択図】図9
請求項(抜粋):
符号化装置は、 対象物が描出された画像データをマクロブロック毎に符号化するにあたり動きベクトルを検出する検出部と、 前記検出部によって検出された動きベクトルのうちフィールド予測モード用の動きベクトルを用いて前記マクロブロックを符号化するフィールド予測モード符号化部と、 前記検出部によって検出された動きベクトルのうちフレーム予測モード用の動きベクトルを用いて前記マクロブロックを符号化するフレーム予測モード符号化部と、 前記フィールド予測モード符号化部によって前記マクロブロックを符号化した場合の第1符号化量と、前記フレーム予測モード符号化部によって前記マクロブロックを符号化した場合の第2符号化量とを比較し、比較の結果、第1符号化量が第2符号化量に比較して所定閾値以上小さいと判定されたことを条件として、前記マクロブロックの符号化に用いる予測モードとしてフィールド予測モードを選択する選択部と、 前記選択部によって選択された予測モードに従って前記画像データを符号化する符号化部と を備え、 復号化装置は、 前記符号化装置によって符号化された符号化データに含まれるヘッダ情報から、ピクチャ毎に該ピクチャの構造を示すピクチャ構造情報を読み出すとともに、該ピクチャに含まれるマクロブロック毎に該マクロブロックの符号化に用いられた予測モードを示す予測モード情報を読み出す読出部と、 前記ピクチャ構造情報および前記予測モード情報をマクロブロック毎に判定し、該ピクチャ構造情報がフレーム構造を示し、かつ、該予測モード情報がフィールド予測モードを示す場合に、該マクロブロックの画像上の位置を前記対象物の輪郭に相当する領域として特定する特定部と、 前記特定部によって特定された輪郭に相当する領域に基づいて、前記対象物が示す物体を判定する対象物判定部と、 前記対象物判定部によって前記対象物が示す物体を判定された場合に、前記特定部によって特定された輪郭に囲まれた領域の画像データを他の画像データに加工する加工部と を備えたことを特徴とする輪郭抽出システム。
IPC (1件):
H04N 7/32
FI (1件):
H04N7/137 Z
Fターム (18件):
5C159KK40 ,  5C159MA03 ,  5C159MA05 ,  5C159MA23 ,  5C159MB03 ,  5C159MC11 ,  5C159MC38 ,  5C159ME01 ,  5C159NN01 ,  5C159NN28 ,  5C159SS26 ,  5C159TA27 ,  5C159TB07 ,  5C159TC18 ,  5C159TD12 ,  5C159UA02 ,  5C159UA05 ,  5C159UA33
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
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