特許
J-GLOBAL ID:201303080420605180
単相電力変換装置の制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
吉田 稔
, 田中 達也
, 仙波 司
, 鈴木 泰光
, 臼井 尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-182618
公開番号(公開出願番号):特開2013-102670
出願日: 2012年08月21日
公開日(公表日): 2013年05月23日
要約:
【課題】簡単な構成で単相電力変換装置のdq座標系での制御を可能にする。【解決手段】系統連系インバータ2の制御装置4は電力系統3に出力される交流電圧vと交流電流iを検出し、複素係数BPF401により基本波成分の複素ベクトル(v1r,v1j)を生成し、複素係数BPF402により基本波成分の複素ベクトル(i1r,i1j)を生成する。位相角演算器403で複素ベクトル(v1r,v1j)を用いて位相角θ1を算出し、位相角θ1を用いてdq変換器405で複素ベクトル(i1r,i1j)をdq座標系のd軸成分idとq軸成分iqに変換した後、加算器406a,406b、PI補償器407a,407bでdq座標系における制御値のdq軸成分vd,vqを生成する。そして、逆dq変換器408でdq座標系の制御値vd,vqを静止直交座標系の制御値vrc,vjcに変換し、PWM信号生成器409で制御値vrcを用いて系統連系インバータ2の駆動を制御するPWM信号を生成する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
単相電力系統と直流電源若しくは直流負荷との間に設けられ、単相交流電力から直流電力への電力変換若しくはその逆の電力変換を行う単相電力変換装置の制御装置であって、
前記単相電力系統の交流電圧を検出する電圧検出手段と、
前記単相電力系統の交流電流を検出する電流検出手段と、
前記電圧検出手段で検出された前記交流電圧に含まれる前記単相電力系統の系統周波数の成分を抽出する、複素係数フィルタからなる第1のフィルタ手段と、
前記電流検出手段で検出された前記交流電流に含まれる所定の周波数の成分を抽出する、複素係数フィルタからなる第2のフィルタ手段と、
前記第1のフィルタ手段から出力される互いに直交する2つの信号を用いて前記交流電圧の位相角を算出する位相角算出手段と、
前記第2のフィルタ手段から出力される互いに直交する2つの信号を前記位相角算出手段で算出された位相角を用いた所定の座標変換処理によって前記系統周波数で回転する回転直交座標系の信号に変換する信号変換手段と、
前記信号変換手段で変換された前記回転直交座標系の2つの信号について、それぞれ目標値との偏差を算出し、その偏差に基づいて制御値を算出する制御値算出手段と、
前記制御値算出手段により算出された前記制御値を前記位相角算出手段で算出された位相角を用いた所定の逆座標変換処理によって静止直交座標系の制御信号に変換する信号逆変換手段と、
前記信号逆変換手段で逆変換された前記静止直交座標系の制御信号を用いて前記電力変換装置の駆動を制御するPWM信号を生成するPWM信号生成手段と、
を備えたことを特徴とする、単相電力変換装置の制御装置。
IPC (1件):
FI (2件):
Fターム (11件):
5H007AA08
, 5H007CA01
, 5H007CB05
, 5H007CC03
, 5H007DA05
, 5H007DA06
, 5H007DB02
, 5H007DB03
, 5H007DC02
, 5H007DC05
, 5H007EA02
引用特許:
審査官引用 (11件)
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特開平2-010989
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特開平1-292904
-
半導体電力変換装置の制御回路
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-339477
出願人:清水敏久, 齋藤真, 富士電機株式会社
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