特許
J-GLOBAL ID:201303080582597105

Cu-Ni-Si系銅合金条及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 赤尾 謙一郎 ,  下田 昭 ,  栗原 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-073173
公開番号(公開出願番号):特開2013-204079
出願日: 2012年03月28日
公開日(公表日): 2013年10月07日
要約:
【課題】強度が高く、圧延平行方向(GW方向)の曲げ性が向上しつつ、圧延直角方向(BW方向)の曲げ性を劣化させないCu-Ni-Si系銅合金条及びその製造方法を提供する。【解決手段】1.0〜4.5質量%のNiを含有し、Niの質量%に対し1/6〜1/4の割合でSiを含有し、残部が銅および不可避的不純物からなり、直径1.0〜3.0μmの第2相粒子を100〜500個/mm2含有し、1.0≦[I{311]+I{200}}/I{220}≦2.5を満たし、かつ、1≦I{311}/I0{311}≦2.5を満たし、試験片の片面にノッチを一筋入れ、該ノッチをJIS-H3130のW曲げ試験に用いる下型の頂部に対向した状態で、当該W曲げ試験を行ったとき、ノッチに対向する試験片の反対面の曲げ加工部が日本伸銅協会(JBMA)技術標準に規定される曲げ肌のA、BまたはC評価であるCu-Ni-Si系銅合金条である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
1.0〜4.5質量%のNiを含有し、Niの質量%に対し1/6〜1/4の割合でSiを含有し、残部が銅および不可避的不純物からなり、 直径1.0〜3.0μmの第2相粒子を100〜500個/mm2含有し、 表面における{200}面からのX線回折強度をI{200}とし、{311}面からのX線回折強度をI{311}とし、{220}面からのX線回折強度をI{220}としたとき、 1.0≦[I{311]+I{200}}/I{220}≦2.5を満たし、 かつ、純銅粉末標準試料の(311)面からのX解回折強度をI0{311}としたとき、 1≦I{311}/I0{311}≦2.5 を満たし、 試験片の片面の板厚方向に、深さが板厚の1/2〜1/10で断面が等脚台形状のノッチを一筋入れ、該ノッチをJIS-H3130のW曲げ試験に用いる下型の頂部に対向した状態で、当該W曲げ試験を行ったとき、前記ノッチに対向する前記試験片の反対面の曲げ加工部が日本伸銅協会(JBMA)技術標準のT307:1999に規定される曲げ肌のA、BまたはC評価であるCu-Ni-Si系銅合金条。
IPC (9件):
C22C 9/06 ,  C22C 9/02 ,  C22C 9/04 ,  C22F 1/08 ,  H01B 1/02 ,  H01B 5/02 ,  H01B 13/00 ,  C22C 9/10 ,  B21B 3/00
FI (9件):
C22C9/06 ,  C22C9/02 ,  C22C9/04 ,  C22F1/08 Q ,  H01B1/02 A ,  H01B5/02 Z ,  H01B13/00 501Z ,  C22C9/10 ,  B21B3/00 L
Fターム (15件):
5G301AA07 ,  5G301AA08 ,  5G301AA09 ,  5G301AA12 ,  5G301AA13 ,  5G301AA14 ,  5G301AA19 ,  5G301AA20 ,  5G301AA23 ,  5G301AB02 ,  5G301AB08 ,  5G301AD03 ,  5G301AD05 ,  5G307CA03 ,  5G307CB02
引用特許:
審査官引用 (4件)
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