特許
J-GLOBAL ID:201303080994756470

光力学的療法のための乳酸・グリコール酸共重合体をベースにしたナノ粒子キャリアシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 木村 満 ,  毛受 隆典 ,  森川 泰司 ,  雨宮 康仁 ,  桜田 圭
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-543222
公開番号(公開出願番号):特表2013-513610
出願日: 2010年12月08日
公開日(公表日): 2013年04月22日
要約:
保存において安定な組成物と、疎水性の光増感剤、乳酸・グリコール酸共重合体および安定化剤を含む、光力学的療法における臨床での使用のための薬剤系ナノ粒子製剤の製造方法とが提供される。これらのナノ粒子医薬製剤は、非経口投与に関して光増感剤の治療上の有効量を提供する。特に、テトラピロールが光増感剤として用いられ、当該ナノ粒子によってその有効性と安全性とが向上する。また、それは無菌状態でのPLGA系ナノ粒子の調製方法に関する。本発明の1つの好ましい実施の形態では、PLGA系ナノ粒子は、500nm未満の平均粒子サイズを有し、光増感剤はテモポルフィン、5,10,15,20-テトラキス(3-ヒドロキシフェニル)-クロリン(mTHPC)である。他の実施の形態では、光増感剤2,3-ジヒドロキシ-5,10,15,20-テトラキス(3-ヒドロキシフェニル)-クロリン(mTHPD-OH)は、非経口投与のためのナノ粒子として製剤化される。さらに、他の実施の形態では、好ましい光増感剤は、5,10,15,20-テトラキス(3-ヒドロキシフェニル)-ポルフィリン(mTHPP)である。当該製剤は、過形成や腫瘍性疾患、炎症性疾患を治療するため、さらに具体的には、腫瘍細胞を標的とするために用いられる。【選択図】図6
請求項(抜粋):
500nm未満の範囲の乳酸・グリコール酸共重合体粒子と、 治療上有効量のテトラピロール系の疎水性光増感剤と、 安定化剤と、 を含み、 前記光増感剤は、 式Aのクロリン又はバクテリオクロリン誘導体であって、
IPC (15件):
A61K 47/34 ,  A61K 47/32 ,  A61K 47/42 ,  A61K 47/26 ,  A61K 47/10 ,  A61P 35/00 ,  A61P 17/00 ,  A61P 13/00 ,  A61P 27/02 ,  A61P 19/02 ,  A61P 19/04 ,  A61K 9/14 ,  A61K 9/19 ,  A61K 31/409 ,  A61K 41/00
FI (15件):
A61K47/34 ,  A61K47/32 ,  A61K47/42 ,  A61K47/26 ,  A61K47/10 ,  A61P35/00 ,  A61P17/00 ,  A61P13/00 ,  A61P27/02 ,  A61P19/02 ,  A61P19/04 ,  A61K9/14 ,  A61K9/19 ,  A61K31/409 ,  A61K41/00
Fターム (35件):
4C076AA30 ,  4C076BB13 ,  4C076CC27 ,  4C076CC50 ,  4C076DD38 ,  4C076DD67 ,  4C076EE06Q ,  4C076EE23Q ,  4C076EE24 ,  4C076EE41Q ,  4C076FF36 ,  4C084AA11 ,  4C084MA05 ,  4C084MA43 ,  4C084MA44 ,  4C084MA66 ,  4C084ZA332 ,  4C084ZA812 ,  4C084ZA962 ,  4C084ZB112 ,  4C084ZB262 ,  4C086AA01 ,  4C086AA02 ,  4C086CB14 ,  4C086GA07 ,  4C086MA03 ,  4C086MA05 ,  4C086MA43 ,  4C086MA44 ,  4C086MA66 ,  4C086ZA33 ,  4C086ZA81 ,  4C086ZA96 ,  4C086ZB11 ,  4C086ZB26
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示
引用文献:
審査官引用 (2件)
  • Lasers in Medical Science, 1993, Vol.8, p.235-243
  • Lasers in Medical Science, 1993, Vol.8, p.235-243

前のページに戻る