特許
J-GLOBAL ID:201303081051817441
溶接熱影響部靱性に優れた溶接鋼管およびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
井上 茂
, 森 和弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-219081
公開番号(公開出願番号):特開2013-078775
出願日: 2011年10月03日
公開日(公表日): 2013年05月02日
要約:
【課題】生産性に優れ、なおかつ溶接内部品質を劣化させることなく、溶接熱影響部靱性に優れた溶接鋼管を供給することを目的とする。【解決手段】内面または外面のいずれかを先行して溶接した内外面各1層の突合せ溶接部を有する溶接鋼管において、溶接熱影響部の金属組織のうち、島状マルテンサイト(MA)面積分率が4%以下で、平均旧オーステナイト粒径が400μm以下で、先行溶接及び後続溶接によって形成された溶接熱影響部の平均旧オーステナイト粒径、先行溶接及び後続溶接によって形成された溶接ビードのビード先端から5mmの位置でのビード幅、先行溶接及び後続溶接した溶接ビードの溶融線傾斜角等を考慮したことを特徴とする溶接熱影響部靱性に優れた溶接鋼管。【選択図】なし
請求項(抜粋):
内面または外面のいずれかを先行して溶接した内外面各1層の突合せ溶接部を有する溶接鋼管において、
溶接熱影響部の金属組織のうち、
島状マルテンサイト(MA)面積分率が4%以下で、
平均旧オーステナイト粒径が400μm以下で、
下記式(1)で計算されるPLBZMが1400以下で、
さらに、下記式(2)及び(3)でそれぞれ計算されるCM1及びCM2が13以下である
ことを特徴とする溶接熱影響部靱性に優れた溶接鋼管。
PLBZM=1.62D1t+0.84D2t-39t-89R1+81L+1510 式(1)
CM1=0.0012(90-(K1+15))D1 式(2)
CM2=0.0012(90-(K2+15))D2 式(3)
ここで、
D1(μm);先行溶接によって形成された溶接熱影響部の平均旧オーステナイト粒径、
D2(μm);後続溶接によって形成された溶接熱影響部の平均旧オーステナイト粒径、
R1(mm);先行溶接によって形成された溶接ビードのビード先端から5mmの位置でのビード幅、
L(mm);内外面溶接のラップ、
t(mm);管厚、
K1(°);先行溶接の溶接ビードの溶融線傾斜角、
K2(°);後続溶接の溶接ビードの溶融線傾斜角
である。
IPC (6件):
B23K 9/025
, C22C 38/00
, C22C 38/58
, B21C 37/08
, B23K 9/23
, B23K 9/18
FI (6件):
B23K9/025 B
, C22C38/00 301Z
, C22C38/58
, B21C37/08 A
, B23K9/23 A
, B23K9/18 A
Fターム (28件):
4E001BB05
, 4E001CA02
, 4E001CC03
, 4E001DB01
, 4E001DF02
, 4E001DF03
, 4E001DF05
, 4E001EA02
, 4E001EA04
, 4E001EA09
, 4E001EA10
, 4E001QA04
, 4E028CA13
, 4E028CB04
, 4E028CB06
, 4E081AA08
, 4E081BA05
, 4E081BA37
, 4E081CA05
, 4E081DA01
, 4E081DA11
, 4E081DA37
, 4E081DA39
, 4E081DA57
, 4E081DA79
, 4E081DA84
, 4E081EA05
, 4E081FA03
引用特許:
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