特許

J-GLOBAL ID：201303082318000586

触媒層構成体及び同触媒層構成体の調製方法

発明者： 中嶋 直敏 ,  藤ヶ谷 剛彦
出願人/特許権者： 国立大学法人九州大学
代理人 (2件)： 松尾 憲一郎 ,  市川 泰央
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2012-237468
公開番号（公開出願番号）：特開2013-179030
出願日： 2012年10月29日
公開日（公表日）： 2013年09月09日
要約：

【課題】燃料電池の稼働によって水分が発生した場合であっても、触媒層からのプロトン伝導性重合体の流失を防止することのできる触媒層構成体を提供する。【解決手段】カーボンに触媒粒子を担持させた燃料電池の触媒層構成体であって、前記触媒粒子を、前記カーボン上に、上下二層で構成される担持層を介して担持させると共に、前記担持層の上層をプロトン伝導性を有する重合体により形成し、前記触媒粒子にて発生したプロトンや、前記触媒粒子に供給すべきプロトンを伝導させるプロトン伝導層とする一方、前記担持層の下層を前記プロトン伝導層と前記カーボンとの両者に親和性を有する重合体により形成し、前記プロトン伝導層と前記カーボンとを接着する接着層とした。【選択図】図2

請求項（抜粋）：

カーボンに触媒粒子を担持させた燃料電池の触媒層構成体であって、 前記触媒粒子を、前記カーボン上に、上下二層で構成される担持層を介して担持させると共に、 前記担持層の上層をプロトン伝導性を有する重合体により形成し、前記触媒粒子にて発生したプロトンや、前記触媒粒子に供給すべきプロトンを伝導させるプロトン伝導層とする一方、 前記担持層の下層を前記プロトン伝導層と前記カーボンとの両者に親和性を有する重合体により形成し、前記プロトン伝導層と前記カーボンとを接着する接着層としたことを特徴とする触媒層構成体。

IPC (2件)：

H01M 4/86 ,  H01M 4/88

FI (4件)：

H01M4/86 M ,  H01M4/86 H ,  H01M4/86 B ,  H01M4/88 K

Fターム (9件)：

5H018AA06 ,  5H018AS01 ,  5H018BB12 ,  5H018BB13 ,  5H018CC06 ,  5H018EE05 ,  5H018EE06 ,  5H018EE17 ,  5H026AA06

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 固体高分子電解質型燃料電池用膜・電極接合体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-045615   出願人：松下電器産業株式会社
• 高分子電解質形燃料電池触媒層の構成ならびに製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-085111   出願人：松下電器産業株式会社