特許
J-GLOBAL ID:201303084300951756
母乳中に存在する1つ又は複数のタンパク質を抽出する方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西郷 義美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-103637
公開番号(公開出願番号):特開2013-163689
出願日: 2013年05月16日
公開日(公表日): 2013年08月22日
要約:
【課題】母乳中に存在する1つ又は複数のタンパク質を抽出する方法において、母乳の複合化された又はされていないカルシウム・イオンに対して親和性を示す少なくとも1つのタンパク質を抽出することにある。【解決手段】タンパク質を抽出する方法は、 a) 母乳を可溶性塩に接触させることで得られたカルシウム化合物を析出することによってタンパク質を放出するステップで、この可溶性塩の陰イオンがこの媒体内に不溶性のカルシウム化合物を形成してこうした方法でタンパク質を多量に含む液相を得ることができる能力があるかどうかを基準として選択されるステップと、 b) カルシウム化合物の沈殿物からタンパク質を多量に含む液相を分離して、その液相をさらに脂質相とタンパク質を含む非脂質水性相に分離するステップと、 c) タンパク質を含む非脂質水性相を回収するステップと、を含んでいる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
母乳中に存在し、前記母乳の複合化した又はしていないカルシウム・イオンに対して親和性を示す少なくとも1つのタンパク質を抽出する方法において、
a) 前記母乳を可溶性塩に接触させることで得られたカルシウム化合物を析出することによってタンパク質を放出するステップで、この可溶性塩の陰イオンがこの媒体内に前記不溶性のカルシウム化合物を形成してこうした方法でタンパク質を多量に含む液相を得ることができる能力があるかどうかを基準として選択されるステップと、
b) 前記カルシウム化合物の沈殿物から前記タンパク質を多量に含む液相を分離して、その液相をさらに脂質相と前記タンパク質を含む水性の非脂質相に分離するステップと、
そして、
c) 前記タンパク質を含む水性の非脂質相を回収するステップと、
で構成されることを特徴とする母乳中に存在する1つ又は複数のタンパク質を抽出する方法。
IPC (4件):
C07K 1/30
, C07K 1/18
, C07K 1/16
, C07K 1/22
FI (4件):
C07K1/30
, C07K1/18
, C07K1/16
, C07K1/22
Fターム (18件):
4H045AA20
, 4H045CA40
, 4H045DA01
, 4H045DA21
, 4H045DA37
, 4H045DA65
, 4H045DA66
, 4H045DA70
, 4H045DA75
, 4H045DA89
, 4H045EA01
, 4H045EA20
, 4H045EA60
, 4H045GA15
, 4H045GA21
, 4H045GA23
, 4H045GA24
, 4H045GA26
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (7件)
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Colloids and Surfaces B: Biointerfaces, 20030615, Vol.29, No.4, p.297-307
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シリーズ<食品の科学>,乳の科学, 19980325, 初版,第3刷, p.36-43
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Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 197904, Vol.76, No.4, p.1828-1832
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Fibronectinによる歯垢,歯石の形成機序
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シリーズ<食品の科学>,乳の科学, 19980325, 初版,第3刷, p.36-43
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Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 197904, Vol.76, No.4, p.1828-1832
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International congress series, 2000, Vol.1195, p.47-52
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