音響処理装置

発明者： , ,
出願人/特許権者： ,
代理人 (3件)：大林章 , 矢代仁 , 高橋太朗
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2011-284075
公開番号（公開出願番号）：特開2013-033196
出願日： 2011年12月26日
公開日（公表日）： 2013年02月14日
要約：

【課題】複数の音響の混合音を音源毎に高精度に分離する。【解決手段】記憶装置24は、第1音源の音響の各成分の振幅スペクトルを示すK個の基底ベクトルを含む非負の基底行列Fを記憶し、行列分解部34は、基底行列Fを利用した非負値行列因子分解で第1音源の音響と第2音源の音響との混合音を示す音響信号SA(t)の振幅スペクトログラムを示す観測行列Yから、基底行列Fの各基底ベクトルに対する加重値の時間変化を示すK個の係数ベクトルを含む係数行列Gと、第2音源の音響の各成分の振幅スペクトルを示すD個の基底ベクトルを含む基底行列Hと、基底行列Hの各基底ベクトルに対する加重値の時間変化を示すD個の係数ベクトルを含む係数行列Uを生成し、音響生成部36は、基底行列Fと係数行列Gとに応じた音響信号SB(t)および基底行列Hと係数行列Uとに応じた音響信号SB(t)の少なくとも一方を生成する。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

第1音源の音響の各成分のスペクトルを示す複数の基底ベクトルを含む非負の第1基底行列を記憶する記憶手段と、前記第1基底行列を利用した非負値行列因子分解により、前記第1音源の音響と前記第1音源とは相違する第2音源の音響との混合音を示す音響信号のスペクトルの時系列を示す観測行列から、前記第1基底行列の各基底ベクトルに対する加重値の時間変化を示す複数の係数ベクトルを含む第1係数行列と、前記第2音源の音響の各成分のスペクトルを示す複数の基底ベクトルを含む第2基底行列と、前記第2基底行列の各基底ベクトルに対する加重値の時間変化を示す複数の係数ベクトルを含む第2係数行列とを生成する行列分解手段と、前記第1基底行列と前記第1係数行列とに応じた音響信号および前記第2基底行列と前記第2係数行列とに応じた音響信号の少なくとも一方を生成する音響生成手段とを具備する音響処理装置。

IPC (1件)：

G10L 21/028

FI (1件)：

G10L21/02 201D

引用特許：

審査官引用 (2件)

音響信号と雑音信号とを含む混成信号の雑音を除去するための方法およびシステム
公報種別：公開公報出願番号：特願2008-242017 出願人：ミツビシ・エレクトリック・リサーチ・ラボラトリーズ・インコーポレイテッド
別個の信号の成分を分離する方法およびシステム
公報種別：公開公報出願番号：特願2005-064092 出願人：ミツビシ・エレクトリック・リサーチ・ラボラトリーズ・インコーポレイテッド

引用文献：

審査官引用 (1件)

Semi-blind disjoint non-negative matrix factorization for extracting target source from single chann

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