特許
J-GLOBAL ID:201303085949222237

高調波イメージングを用いて疎なアレイのサイドローブ性能を向上させる方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 荒川 聡志 ,  小倉 博 ,  黒川 俊久 ,  田中 拓人
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-567969
特許番号:特許第5281727号
出願日: 1999年08月30日
請求項(抜粋):
【請求項1】 多数の素子を含み、第1の送信焦点位置のための第1の送信開口と第1の受信開口とを有し、該第1の送信開口及び第1の受信開口は前記素子のそれぞれの所定の構成により形成された、超音波トランスデューサ・アレイと、 第1の送信ファイアリング時に、基本周波数f0を有するウェーブレットで前記第1の送信開口を構成するトランスデューサ素子をパルス駆動する送信ビームフォーマと、 前記トランスデューサ・アレイの前記第1の受信開口を構成するトランスデューサ素子に結合されて、前記送信ファイアリングに続いて、第1のビーム加算された信号を取得する受信ビームフォーマと、 前記第1のビーム加算された信号のうち、f0に実質的に等しい周波数を有する基本周波数成分を通過させる第1のフィルタを備えるフィルタ素子と、 を備えた超音波散乱体をイメージングするシステムであって、 前記超音波トランスデューサ・アレイはさらに、第2の送信焦点位置のための第2の送信開口及び第2の受信開口とを有し、前記第2の送信開口及び第2の受信開口が前記素子のそれぞれの所定の構成により形成され、前記第1及び第2の送信焦点位置は異なるレンジを有し、前記第2の送信開口と第2の受信開口の前記構成は、互いに素子分布が異なる疎な構成であり、 前記送信ビームフォーマはさらに、第2の送信ファイアリング時に、f0を有するウェーブレットで前記第2の送信開口を構成し、 前記受信ビームフォーマはさらに、前記第2の送信ファイアリングの後に第2のビーム加算された信号を取得する前記第2の受信開口を構成し、 前記フィルタ素子はさらに、前記ビーム加算された信号のうち、nを2以上の正の整数として、nf0に実質的に等しい周波数を中心とする帯域の周波数を通過させる帯域通過型の第2のフィルタを備え、 前記システムはさらに、 前記第1のビーム加算された信号の前記基本周波数成分から第1の画像信号を形成すると共に前記第2のビーム加算された信号の前記高調波周波数成分から第2の画像信号を形成するようにプログラムされているプロセッサと、 組み合わされた画像信号を形成するように、前記第1及び第2の画像信号を加算する手段と、 前記組み合わされた画像信号の関数である画像を表示する手段と、 前記第1及び第2のフィルタのうち少なくとも一方の中心周波数及び帯域幅をレンジの関数として動的に調節する手段と、 を備えていること、 を特徴とする超音波散乱体をイメージングするシステム。
IPC (4件):
A61B 8/00 ( 200 6.01) ,  G01N 29/44 ( 200 6.01) ,  G01N 29/24 ( 200 6.01) ,  G01S 15/89 ( 200 6.01)
FI (4件):
A61B 8/00 ,  G01N 29/22 501 ,  G01N 29/24 502 ,  G01S 15/89 B
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
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