特許
J-GLOBAL ID:201303086411137180

操舵角検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小林 博通 ,  富岡 潔 ,  橋本 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-039546
公開番号(公開出願番号):特開2013-174517
出願日: 2012年02月27日
公開日(公表日): 2013年09月05日
要約:
【課題】回転体に軸傾斜方向の分力が作用しても、分力が回転体から歯車側に作用することを抑制する操舵角検出装置を提供する。【解決手段】センサハウジングの歯車支持面50上に、互いに噛み合う3つの第1歯車41、第2歯車42、第3歯車を回転可能に支持し、第1歯車41を介して操舵軸15の回転が伝達される第2歯車42,第3歯車の回転角に基づいて操舵角を検出する。操舵軸15の外周面より径方向外方へ突出する円柱状の係合ピン63は、第1歯車41の内周面に凹設された係合溝61に対し、操舵軸15の回転を第1歯車41に伝達する一方、操舵軸15の軸傾斜方向αの変位を第1歯車41に伝達しないように、軸傾斜方向αに変位可能に係合している。【選択図】図5
請求項(抜粋):
ステアリングホイールの操舵操作に伴って回転する回転体が挿通されるとともに、前記回転体の回転軸に対して垂直な1又は複数の平面によって構成された歯車支持面が形成されたセンサハウジングと、 前記歯車支持面上に回転自在に支持され、前記回転体を包囲するように環状に形成された本体部と、前記本体部の外周側に形成された複数の歯と、を有する第1歯車と、 前記本体部に設けられた第1係合部と、 前記回転体に設けられ、前記回転体の回転を前記第1歯車に伝達する一方、前記センサハウジングに対する前記回転体の軸傾斜方向の変位を前記第1歯車に伝達しないように、前記第1係合部に対して軸傾斜方向に変位可能に係合する第2係合部と、 前記歯車支持面上に回転自在に支持され、周方向に所定の間隔をもってN極及びS極が着磁された磁性部材と、前記第1歯車の歯と噛み合うように外周側に形成された複数の歯と、を有する第2歯車と、 前記歯車支持面上に回転自在に支持され、周方向に所定の間隔をもってN極及びS極が着磁された磁性部材と、前記第2歯車の歯と噛み合い、かつ前記第2歯車と互いに割り切れない所定の減速比を有するように外周側に形成された複数の歯と、を有する第3歯車と、 前記第2歯車の磁性部材の発生する磁界の変化を抵抗素子の抵抗値の変化として検出することにより、前記第2歯車の回転角である第1回転角を検出する第1MR素子と、 前記第3歯車の磁性部材の発生する磁界の変化を抵抗素子の抵抗値の変化として検出することにより、前記第3歯車の回転角である第2回転角を検出する第2MR素子と、を有し、 前記第1回転角と前記第2回転角とに基づいて、前記ステアリングホイールの操舵角を検出する、 ことを特徴とする操舵角検出装置。
IPC (1件):
G01B 7/30
FI (1件):
G01B7/30 H
Fターム (6件):
2F063AA36 ,  2F063BA08 ,  2F063DC03 ,  2F063DD03 ,  2F063GA52 ,  2F063ZA06
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る