特許
J-GLOBAL ID:201303086823647050

リチウム二次電池用液保持体およびリチウム二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 和気 操 ,  和気 光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-041928
公開番号(公開出願番号):特開2013-178934
出願日: 2012年02月28日
公開日(公表日): 2013年09月09日
要約:
【課題】電極内または電極とセパレータ界面に電解液の保持が可能であり、電極内での液枯れを防止できるとともに、デンドライトの析出と成長を抑制できるリチウム二次電池用液保持体、および、これを用いた産業用用途として使用可能なサイクル寿命を達成できるリチウム二次電池を提供する。【解決手段】正極板2および負極板1間にセパレータとなる液保持体3を介して捲回または積層してなる電極群に有機電解液を浸透または浸漬させてなるリチウム二次電池用の液保持体3は、空孔率の異なる親水性の繊維層を2層(A,B)有する多層構造であり、負極板1との界面側の繊維層Aの空孔率(40%〜80%)が、正極板2との界面側の繊維層Bの空孔率(60%〜90%)よりも小さく、これら繊維層全体における平均の空孔率が50%以上である。また、繊維層がセルロース繊維を主材料として形成され、負極板1に用いる負極活物質が、炭素材である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
正極板および負極板間にセパレータとなる液保持体を介して捲回または積層してなる電極群に有機電解液を浸透または浸漬させてリチウムイオンの吸蔵・放出を繰返し行なう二次電池に用いられるリチウム二次電池用液保持体であって、 前記液保持体は、空孔率の異なる親水性の繊維層を少なくとも2層有する多層構造であり、 前記負極板との界面側の繊維層の空孔率が、前記正極板との界面側の繊維層の空孔率よりも小さく、これら繊維層全体における平均の空孔率が50%以上であることを特徴とするリチウム二次電池用液保持体。
IPC (4件):
H01M 2/16 ,  H01M 10/052 ,  H01M 10/056 ,  H01M 4/583
FI (5件):
H01M2/16 P ,  H01M10/00 103 ,  H01M2/16 L ,  H01M10/00 111 ,  H01M4/58 102
Fターム (38件):
5H021AA06 ,  5H021CC04 ,  5H021EE02 ,  5H021EE11 ,  5H021HH02 ,  5H029AJ05 ,  5H029AJ12 ,  5H029AK01 ,  5H029AK03 ,  5H029AL02 ,  5H029AL03 ,  5H029AL06 ,  5H029AL11 ,  5H029AL12 ,  5H029AM03 ,  5H029AM07 ,  5H029BJ14 ,  5H029DJ04 ,  5H029DJ17 ,  5H029EJ12 ,  5H029HJ09 ,  5H050AA07 ,  5H050AA15 ,  5H050BA15 ,  5H050BA16 ,  5H050BA17 ,  5H050CA01 ,  5H050CA08 ,  5H050CA09 ,  5H050CB03 ,  5H050CB07 ,  5H050CB11 ,  5H050CB12 ,  5H050DA19 ,  5H050FA05 ,  5H050FA13 ,  5H050FA18 ,  5H050HA09
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る