特許
J-GLOBAL ID:201303087051272818

バルブリフト調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-049401
公開番号(公開出願番号):特開2013-185462
出願日: 2012年03月06日
公開日(公表日): 2013年09月19日
要約:
【課題】 スライダを1つの規制部材で2つの軸方向位置に移動させることができ、且つ規制ピンを溝に確実に差し込むことができるバルブリフト調整装置を提供する。【解決手段】 スライダ50の係合溝51の軸方向幅Xは、規制ピン71の先端部の軸方向長さYと、スライダ50のスライド量Zとを足した値よりも大きい。また、係合溝51の第1壁52は、回転方向の後方側ほど第2壁53に向かって突き出し、且つスライダ50の回転時に規制ピン71と係合するとスライダ50を低回転位置から高回転位置に移動させる第1突起54を形成している。また、第2壁53は、周方向にて第1突起54とは異なる位置で回転方向の後方側ほど第1壁52に向かって突き出し、且つスライダ50の回転時に規制ピン71と係合するとスライダ50を高回転位置から低回転位置に移動させる第2突起(58)を形成している。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内燃機関のエンジンバルブ(44)のバルブリフトを調整するバルブリフト調整装置(10、11)であって、 前記内燃機関の出力軸と一体に回転するカム軸(21)に回転伝達可能かつ軸方向に相対移動可能に嵌合し、前記カム軸の回転運動を前記エンジンバルブの往復直線運動に変換可能な第1板カム(25、35)と、 前記カム軸に回転伝達可能かつ軸方向に相対移動可能に嵌合し、前記第1板カムとは異なるカムプロフィールを有し、前記カム軸の回転運動を前記エンジンバルブの往復直線運動に変換可能な第2板カム(30、25)と、 筒状に形成され、前記カム軸に回転伝達可能かつ軸方向に相対移動可能に連結され、径外壁に周方向に延びる係合溝(51)を有し、軸方向にて、前記エンジンバルブを前記第1板カムに連動させる第1作動位置、および、前記エンジンバルブを前記第2板カムに連動させる第2作動位置の間で前記第1板カムおよび前記第2板カムと一体に移動可能なスライダ(50)と、 前記係合溝に抜き差し可能であり、前記係合溝に差し込まれると当該係合溝の内壁と係合し、前記スライダの軸方向位置を規制可能な規制部材(71、72)と、 前記規制部材を前記係合溝に差し込み作動させる駆動部(73)と、 を備え、 前記係合溝の軸方向幅(X)は、前記規制部材の先端部の軸方向長さ(Y)と、前記スライダのスライド量(Z)とを足した値以上であり、 前記係合溝の内壁のうち軸方向の一方の壁(52)は、前記スライダの回転方向の後方側ほど他方の壁(53)に向かって突き出し、且つ前記スライダの回転時に前記規制部材と係合すると前記スライダを前記第2作動位置に移動させる第1突起(54)を形成し、 前記他方の壁は、周方向にて前記第1突起とは異なる位置で回転方向の後方側ほど前記一方の壁に向かって突き出し、且つ前記スライダの回転時に前記規制部材と係合すると前記スライダを前記第1作動位置に移動させる第2突起(58)を形成していることを特徴とするバルブリフト調整装置。
IPC (1件):
F01L 13/00
FI (1件):
F01L13/00 301C
Fターム (13件):
3G018AB02 ,  3G018AB07 ,  3G018AB16 ,  3G018BA04 ,  3G018BA34 ,  3G018CA03 ,  3G018DA36 ,  3G018DA75 ,  3G018DA76 ,  3G018DA85 ,  3G018FA02 ,  3G018FA06 ,  3G018FA07
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (3件)

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