特許
J-GLOBAL ID:201303088736305383

内燃機関のシリンダヘッドカバー装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 西 博幸 ,  渡辺 隆一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-238180
公開番号(公開出願番号):特開2013-096268
出願日: 2011年10月31日
公開日(公表日): 2013年05月20日
要約:
【課題】カバー本体の内部にバッフルプレートを配置してブローバイガス通路を構成しているシリンダヘッドカバー装置において、ブローバイガスの円滑な流れを阻害することなく、カバー本体の締結強度を向上させる。【解決手段】ブローバイガス通路23は、カバー本体1の長手中心線を挟んだ両側に位置した縦断部23b,23cと、両者を繋ぐ横断部23dとを有する。カバー本体1は横断部の箇所においてもボルトでシリンダヘッドに固定しており、このため、横断部23dは、締結用筒部の存在で幅が狭い隘路になっている。そこで、バッフルプレート2のうち横断部23dの箇所に下向きに突出した膨出部28を設けて通路面積を確保している。膨出部28の底にはオイル落とし穴29とオイルきり壁30とを設けている。【選択図】図8
請求項(抜粋):
外周部がシリンダヘッドにファスナで固定されるカバー本体と、前記カバー本体の内部に配置されたバッフルプレートとを備えており、前記カバー本体とバッフルプレートとで囲われた空間をブローバイガス通路と成していると共に、前記カバー本体には、点火プラグ脱着用筒部がクランク軸の軸線方向に並んで複数個形成されている構成であって、 前記カバー本体のうち隣り合った点火プラグ脱着用筒部の間か又はその近傍部との箇所に、当該カバー本体をその内側部分においても前記シリンダヘッドにファスナで締結するための締結用筒部が、前記バッフルプレートを貫通した状態で形成されている一方、 前記ブローバイガス通路は、前記点火プラグ脱着用筒部の軸心を結ぶ長手中心線を挟んだ両側に位置した一対の縦断部と、前記両縦断部に連通すると共に前記隣り合った点火プラグ脱着用筒部の間の部位を横切って延びる横断部とを有しており、前記バッフルプレートのうち前記横断部の箇所に、前記シリンダヘッドに向いて突出した膨出部を設けている、 内燃機関のシリンダヘッドカバー装置。
IPC (1件):
F01M 13/04
FI (1件):
F01M13/04 E
Fターム (6件):
3G015AA05 ,  3G015BD10 ,  3G015BE06 ,  3G015CA05 ,  3G015DA08 ,  3G015EA25
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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