特許
J-GLOBAL ID:201303088750253663
燃料噴射弁
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
大岩 増雄
, 児玉 俊英
, 竹中 岑生
, 村上 啓吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-140132
公開番号(公開出願番号):特開2013-007316
出願日: 2011年06月24日
公開日(公表日): 2013年01月10日
要約:
【課題】燃料噴射弁の噴霧特性に於ける噴霧の指向性と微粒化の両立図るようにした燃料噴射弁を提供する。【解決手段】この発明による燃料噴射弁は、噴孔プレートの下流側端面に、複数の噴孔に夫々対応して配置された複数の凹部を備え、噴孔出口の少なくとも一部分は、凹部の底面に開口し、噴孔出口の他の部分は、噴孔プレートの下流側端面に開口し、若しくは前記凹部の内面に接しており、噴孔により形成される燃料の流路は、噴孔プレートの上流側端面から凹部の底面に至るまでの間に、噴孔の径方向の最小断面を断面とする円柱部分を備え、前記噴孔の直径をD1、前記凹部の直径、若しくは前記仮想円の周方向に於ける前記凹部の径をD2としたとき、 1.1<(D2/D1)<3.0の関係を有するように構成される。【選択図】図3
請求項(抜粋):
弁座のシート面に対して当接若しくは離反する弁体を有し、制御装置からの動作信号を受けて前記弁体を動作させることで前記弁体が前記前座のシート面から離反したとき、燃料が、前記弁体と前記弁座のシート面との間を通過して後、前記弁座に固定された噴孔プレートに設けられた複数の噴孔から外部に噴射されるようにした燃料噴射弁であって、
前記弁座のシート面は、前記燃料の流通する上流側から下流側に向けて内径が縮小するように形成され、
前記噴孔プレートは、前記シート面に沿って前記シート面の下流側端縁から延長する仮想延長シート面と前記噴孔プレートの上流側端面とが交差して1つの仮想円を形成するように、前記弁体の先端部に対向して配置され、且つ前記弁体の先端部に対向する部位が、前記弁体の先端部の表面に対して所定の間隔を介して下流側へ突出する凸部を備え、
前記凸部は、前記仮想円の径方向内側に位置するように前記噴孔プレートに設けられ、
前記噴孔プレートに設けられた複数の噴孔は、前記噴孔プレートの前記上流側端面に於いて開口する噴孔入口から噴孔出口まで同一直径に形成され、
前記噴孔入口は、前記噴孔出口に対して前記弁座の径方向内側となるよう配置され、
前記噴孔プレートの前記上流側端面に開口する前記噴孔入口の中心は、前記弁座の最小内径である前記弁座の開口部の内壁より径方向内側で、かつ前記凸部の径方向外側に配置され、
前記弁座の径方向内側に位置する前記噴孔の噴孔長さよりも前記弁座の径方向外側に位置する前記噴孔長さのほうが短くなるように、前記噴孔プレートの下流側端面に、前記複数の噴孔に夫々対応して配置された複数の凹部を備え、
前記噴孔出口の少なくとも一部分は、前記凹部の底面に開口し、
前記噴孔出口の他の部分は、前記噴孔プレートの前記下流側端面に開口し、若しくは前記凹部の内面に接しており、
前記噴孔により形成される前記燃料の流路は、前記噴孔プレートの前記上流側端面から前記凹部の底面に至るまでの間に、前記噴孔の径方向の最小断面を断面とする円柱部分を備え、
前記噴孔の直径をD1、前記凹部の直径、若しくは前記仮想円の周方向に於ける前記凹部の径をD2としたとき、
1.1<(D2/D1)<3.0
の関係を有する、
ことを特徴とする燃料噴射弁。
IPC (1件):
FI (4件):
F02M61/18 330A
, F02M61/18 340D
, F02M61/18 320Z
, F02M61/18 360D
Fターム (7件):
3G066BA03
, 3G066BA04
, 3G066CC15
, 3G066CC20
, 3G066CC24
, 3G066CC48
, 3G066CD30
引用特許:
審査官引用 (2件)
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燃料噴射弁
公報種別:公開公報
出願番号:特願2010-064855
出願人:三菱電機株式会社
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燃料噴射弁
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-301693
出願人:三菱電機株式会社
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