特許
J-GLOBAL ID:201303089335154320

電気脱イオンユニットにおけるスケール発生を防ぐ方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 荒川 聡志 ,  小倉 博 ,  黒川 俊久
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-577118
特許番号:特許第4805455号
出願日: 1999年09月24日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ユニット(10)の一方の末端にアノード(24)と共にアノード室(20)を有し、ユニット(10)の反対側の末端にカソード(26)と共にカソード室(22)を有し、前記アノード室(20)とカソード室(22)の間に濃縮室(18)と交互に配置されイオン交換材が設けられた複数の希釈室(32)を有し、前記希釈室(32)及び濃縮室(18)の各々がアニオン交換膜(30)及びカチオン交換膜(28)により画定されている、水を脱イオンするための電気脱イオンユニット(10)において、スケールが生じるのを阻止する方法であって、当該方法が、 脱イオンすべき供給水を前記希釈室(32)の中に通して精製水流を作るステップと、 前記供給水からイオンを受け取るための水又は水溶液を、スケール発生金属カチオンを取り除く単位操作に通すステップと、 前記供給水からイオンを受け取るための前記水又は水溶液を前記供給水の向きと反対の向きに前記濃縮室(18)の少なくとも一つの中に通すステップと、 水又は水溶液を前記アノード室(20)及びカソード室(22)の中に通すステップと、 前記アノード(24)と前記カソード(26)の間に電圧を印加して、前記供給水の中のイオンを前記濃縮室(18)の中の前記水又は水溶液に移行させるステップと を含んでおり、前記濃縮室(18)の少なくとも一つが、さらに、当該濃縮室(18)を流れの方向に沿って第一の隔室(119a)と第二の隔室(119b)とに分割するための多孔質の隔壁又はイオン透過膜(120)を備えてなり、前記第一の隔室(119a)は、前記アニオン交換膜(30)及び前記多孔質隔壁又はイオン透過膜(120)により画定され、前記第二の隔室は、前記カチオン交換膜(28)及び前記多孔質隔壁又はイオン透過膜(120)により画定され、前記第一の隔室(119a)内の液と前記第二の隔室(119b)内の液との流体混合が生じないようになっており、イオンは、前記多孔質隔壁又はイオン透過膜(120)を通して、前記第一の隔室(119a)と第二の隔室(119b)の間を移行することができるように構成されていることを特徴とする方法。
IPC (3件):
C02F 1/469 ( 200 6.01) ,  B01D 61/52 ( 200 6.01) ,  B01D 61/54 ( 200 6.01)
FI (3件):
C02F 1/46 103 ,  B01D 61/52 500 ,  B01D 61/54 500
引用特許:
審査官引用 (4件)
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