特許
J-GLOBAL ID:201303092195631565

高架橋における防音壁の振動対策工選定方法及びシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久寶 聡博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-034585
公開番号(公開出願番号):特開2013-170382
出願日: 2012年02月20日
公開日(公表日): 2013年09月02日
要約:
【課題】地震や列車通過時の風圧といった変動荷重との共振を回避しつつ、該変動荷重による防音壁の振動抑制方法を提供する。【解決手段】防音壁の振動対策工選定システムは、高架橋を構成する上部工の側方縁部に立設された防音壁に適用されるものであって、防音壁に設置される加速度計7と、上部工を構成する床板の上に設置される微動計6と、防音壁に設置される風圧計8と、これらの加速度計7、微動計6及び風圧計8で得られた各計測値を用いて所定の演算処理を行う演算処理部9とで構成してある。演算処理部9は、防音壁評価部11、高架橋弾性固有周期算出部12、高架橋等価固有周期算出部13、列車風圧評価部14及び振動対策工選定部15で構成した。【選択図】図2
請求項(抜粋):
高架橋を構成する上部工の側方縁部に立設された防音壁に補強工を内容とする振動対策工を施した場合の該防音壁の振動特性を対策後振動特性として推定するとともに、該対策後振動特性を前記高架橋の振動特性に照合することで前記高架橋との共振を回避可能な前記防音壁への振動対策工を選定する高架橋における防音壁の振動対策工選定方法であって、 前記高架橋の振動特性を、該高架橋の剛性が初期剛性に相当する場合の振動特性として評価されてなる第1の高架橋振動特性及び該高架橋の剛性が降伏剛性に相当する場合の振動特性として評価されてなる第2の高架橋振動特性とで構成し、 前記第1の高架橋振動特性におけるピーク値の周期又は振動数と前記第2の高架橋振動特性におけるピーク値の周期又は振動数とに挟まれた周期範囲又は振動数範囲を地震警戒ゾーンとするとともに、前記対策後振動特性におけるピーク値の周期又は振動数が前記地震警戒ゾーンに入らない場合には前記補強工を前記振動対策工として選定し、 前記対策後振動特性におけるピーク値の周期又は振動数が前記地震警戒ゾーンに入る場合には、前記補強工に代えて前記防音壁にダンパーを付加する対策工を前記振動対策工として選定することを特徴とする高架橋における防音壁の振動対策工選定方法。
IPC (3件):
E01F 8/00 ,  E01D 1/00 ,  E01D 19/10
FI (3件):
E01F8/00 ,  E01D1/00 Z ,  E01D19/10
Fターム (9件):
2D001AA01 ,  2D001BA02 ,  2D001BB01 ,  2D001CA02 ,  2D001CB01 ,  2D001DA01 ,  2D001DA03 ,  2D059AA21 ,  2D059GG05

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