特許
J-GLOBAL ID:201303094384667832
耐疲労性の向上したニチノール器具
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
北村 修一郎
, 三宅 一郎
, 太田 隆司
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-539995
公開番号(公開出願番号):特表2013-511338
出願日: 2010年11月17日
公開日(公表日): 2013年04月04日
要約:
耐疲労性ニチノール器具は、変形単斜晶マルテンサイト状態にある作業部を備え、オーステナイト終了温度が40〜60°Cである。器具の使用環境が約37°Cであるため、作業部はその使用中に単斜晶マルテンサイト状態を維持する。比較的高いオーステナイト終了温度及び耐疲労性は、ニッケル-チタン合金を約3〜15kgの一定歪み下に置きつつ、ニッケル-チタン合金に約410〜440°Cの最終熱処理を施すことで得られる。また、高いオーステナイト終了温度は、形状記憶を得るための熱サイクルを合金に施すことなく得られる。更に、冷間加工によりワイヤー又はブランクの最終直径を得るステップと一定歪み下での最終熱処理との間に中間加工ステップが生じない。
請求項(抜粋):
ニッケル-チタン合金から成り、人体に用いるように構成された作業部を備え、
前記作業部のオーステナイト終了温度が40〜60°Cであり、
前記作業部は変形単斜晶マルテンサイト状態にある器具。
IPC (5件):
A61C 5/02
, C22C 19/03
, C22C 14/00
, C22F 1/10
, C22F 1/18
FI (5件):
A61C5/02
, C22C19/03 A
, C22C14/00 Z
, C22F1/10 G
, C22F1/18 H
Fターム (3件):
4C052AA16
, 4C052DD01
, 4C052DD10
引用特許:
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