特許
J-GLOBAL ID:200903037261548824
疲労耐性を改善した器具を製造する際に使用するためのニチノールを準備する方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
社本 一夫
, 小野 新次郎
, 小林 泰
, 千葉 昭男
, 富田 博行
, 宮前 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-248408
公開番号(公開出願番号):特開2007-075618
出願日: 2006年09月13日
公開日(公表日): 2007年03月29日
要約:
【課題】周期的な疲労破壊に対し対応するより大きな耐性を備えた作動温度においてマルテンサイト状態を維持する器具を製造するためのニチノールを準備する方法を提供する。【解決手段】ニチノールをマルテンサイト状態に維持するためニチノールの構造を鍛錬するようにニチノールを処理する方法は、該ニチノールに張力作用を加える工程と、該張力を受けている間に、最少でも5サイクルに亘って、約0°Cから約10°Cの低温槽と、約100°Cから約180°Cの高温槽との間で前記ニチノールに熱的サイクルを適用する工程と、を備える。【選択図】図3
請求項(抜粋):
オーステナイト相のままであるようにその構造を鍛錬するためニチノール引っ張りワイヤを処理する方法であって、
前記ワイヤの原子構造を安定化させるため1%から10%の間の張力を該ワイヤに加え、
前記ワイヤが張力を受けている間に、最少でも約3サイクルに亘って低温槽及び高温槽の間で前記ワイヤを熱的に循環させる、各工程を備える方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (2件):
引用特許:
出願人引用 (14件)
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米国特許番号5,464,362号:発明者ヒースら、発行日1995年11月7日、題名「歯内治療学」
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米国特許出願公開番号2004/0171333号:公開日2004年9月2日、発明者アロイズら、題名「歯内治療器具を製造する方法」
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米国特許出願公開番号2004/0193104号:公開日2004年9月30日、発明者ジェルビスら、題名「疲労寿命を改善した曲げ可能で再使用可能な医療器具」
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米国特許出願公開番号2004/0216814号:公開日2004年11月4日、発明者ドゥーリーら、題名「疲労性能を改善した形状記憶合金物品及び該物品のための方法」
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米国特許出願公開番号2005/0059994号:公開日2005年3月17日、発明者ウァラックら、題名「疲労耐性を有する医療装置」
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米国特許出願公開番号2005/0090844号:公開日2005年4月28日、発明者パーテルら、題名「長い疲労寿命のニチノール」
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米国特許番号5,464,362号:発明者ヒースら、発行日1998年6月9日、題名「歯内治療学」
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米国特許番号5,984,679号:発明者ファルツィン-ニアら、発行日2000年1月16日、題名「超弾性歯内治療ヤスリを製造する方法、並びに、該方法から作られたヤスリ」
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米国特許番号5,984,679号:発明者ファルツィン-ニアら、発行日2000年1月21日、題名「超弾性歯内治療器具、該器具を製造する方法及び該方法を実施するための装置」
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米国特許番号5,984,679号:発明者ファルツィン-ニアら、発行日2000年1月13日、題名「超弾性歯内治療ヤスリを製造する方法、並びに、該方法から作られたヤスリ」
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米国特許番号6,428、317号:発明者アーベルら、発行日2002年8月6日、題名「あご状突起歯内治療器具」
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米国特許番号6,431,863号:発明者サックディーブら、発行日2002年8月13日、題名「改善された物理的特性を有する歯内治療器具」
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米国特許番号6,626,937号:発明者コックスら、発行日2003年9月30日、題名「オーステナイト相ニチノール医療装置」
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米国特許出願公開番号2003/0199236号:公開日2003年10月23日、発明者アロイズら、題名「歯内治療器具を製造する方法」
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審査官引用 (8件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)
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形状記憶合金, 19840607, p.36, 162, 163
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