特許
J-GLOBAL ID:201303094525044834

分散処理システム、ディスパッチャおよび分散処理管理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 磯野 道造 ,  中村 新二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-042483
公開番号(公開出願番号):特開2013-178677
出願日: 2012年02月28日
公開日(公表日): 2013年09月09日
要約:
【課題】コンシステントハッシュを適用したKVS形式のデータベースにおいて、範囲検索を高速化し、かつ、サーバ負荷を均等にすることができる、分散処理システム、ディスパッチャおよび分散処理管理装置を提供する。【解決手段】分散処理システムのディスパッチャDは、コンシステントハッシュ環上に配置された仮想ノードに対するアクセス数をカウントするアクセス情報管理部15と、他のディスパッチャDから仮想ノード毎のアクセス数を示すアクセス情報を取得し、仮想ノード毎のアクセス数を集計して、アクセス数の合計値が最も大きい仮想ノードのコンシステントハッシュ環上の担当領域に、仮想ノードを配置する仮想ノード割当部16とを備える。【選択図】図4
請求項(抜粋):
入力装置から受信した入力情報を、サーバに振り分ける複数のディスパッチャと、前記ディスパッチャから受信した入力情報に基づき、データの保存、検索を含む処理を実行する複数の前記サーバとを備える分散処理システムであって、 前記ディスパッチャは、 コンシステントハッシュ環上における、前記複数のサーバの仮想ノードの担当領域を示す仮想ノード割当情報を記憶する記憶部と、 前記入力装置から前記入力情報を受信し、前記入力情報に対して、順序性を保持したハッシュ関数を用いてハッシュ値を計算し、前記計算したハッシュ値が、前記コンシステントハッシュ環上に配置された前記複数のサーバのいずれの仮想ノードの担当領域に含まれるかを、前記仮想ノード割当情報に基づき判定し、前記計算したハッシュ値を担当領域に含むと判定された仮想ノードの基となるサーバを、振り分け先となる前記サーバとして決定し、前記決定したサーバに前記入力情報を送信する振り分け処理部と、 前記コンシステントハッシュ環上に配置された仮想ノードの担当領域に対し、前記入力情報のハッシュ値が当該仮想ノードの担当領域に含まれることを示すアクセス数を、前記仮想ノード毎にカウントするアクセス情報管理部と、 前記分散処理システムに、新たなサーバが追加される場合に、自身以外のディスパッチャから、前記仮想ノード毎のアクセス数を取得して、前記仮想ノード毎のアクセス数の合計値を計算し、前記計算したアクセス数の合計値が最も大きい仮想ノードの前記コンシステントハッシュ環上の担当領域に、前記新たなサーバの仮想ノードを配置し、新たな前記仮想ノード割当情報を生成して、前記自身以外のディスパッチャに送信する仮想ノード割当部と、 を備えることを特徴とする分散処理システム。
IPC (2件):
G06F 12/00 ,  G06F 13/00
FI (3件):
G06F12/00 545A ,  G06F12/00 514E ,  G06F13/00 357Z
Fターム (6件):
5B089GA11 ,  5B089JA11 ,  5B089JA12 ,  5B089KA06 ,  5B089KC18 ,  5B089MA03
引用文献:
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