特許

J-GLOBAL ID：201303094658896280

炎症性腸疾患の検出方法及びヒト唾液細菌叢の検査方法

発明者： 服部 正平 ,  森田 英利 ,  太田 博樹 ,  知念 寛
出願人/特許権者： 国立大学法人 東京大学 ,  学校法人麻布獣医学園 ,  学校法人北里研究所 ,  国立大学法人 琉球大学
代理人 (1件)： 松井 茂
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2012-050007
公開番号（公開出願番号）：特開2013-183663
出願日： 2012年03月07日
公開日（公表日）： 2013年09月19日
要約：

【課題】簡便な検査で病態をよく反映した評価を行うことができる、炎症性腸疾患の検出方法及びヒト唾液細菌叢の検査方法を提供する。【解決手段】被験者から採取した唾液検体中の細菌叢の16SリボソームRNA遺伝子の塩基配列を無作為に決定することによってその塩基配列のデータ群を得、得られた塩基配列のデータ群に基づいて炎症性腸疾患と評価される唾液検体を検出する。この場合、前記データ群に基づいて求めた唾液細菌叢を構成する細菌の菌種数、前記データ群に含まれる各塩基配列間の類似度に基づいたクラスターグループ数、前記データ群に基づいて求めた健常者群に対する群間類似距離、前記データ群に基づいて求めた唾液細菌叢を構成する特定の門、属、種に属する細菌の存在量などを指標にすることが好ましい。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

被験者から採取した唾液検体中の細菌叢の16SリボソームRNA遺伝子の塩基配列を無作為に決定することによってその塩基配列のデータ群を得、得られた塩基配列のデータ群に基づいて炎症性腸疾患と評価される唾液検体を検出することを特徴とする炎症性腸疾患の検出方法。

IPC (1件)：

C12Q 1/68

FI (1件)：

C12Q1/68 A

Fターム (9件)：

4B024AA13 ,  4B024CA01 ,  4B024HA11 ,  4B063QA01 ,  4B063QA19 ,  4B063QQ50 ,  4B063QR08 ,  4B063QR62 ,  4B063QS25

引用文献：

審査官引用 (4件)

• The role of oral hygiene in inflammatory bowel disease
• 次世代シークエンサーを用いたヒト口腔細菌叢の16S rDNA解析
• II.炎症性腸疾患の病理・病態生理 3.腸内細菌叢の役割
• ORAL SURG ORAL MED ORAL PATHOL, 1994, Vol.77 No.5, p.465-468