特許
J-GLOBAL ID:201303095220630381

結合安定性の向上した変異デハロゲナーゼ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 辻居 幸一 ,  熊倉 禎男 ,  箱田 篤 ,  浅井 賢治 ,  山崎 一夫 ,  市川 さつき
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-131105
公開番号(公開出願番号):特開2013-208136
出願日: 2013年06月21日
公開日(公表日): 2013年10月10日
要約:
【課題】単数または複数の機能性基を共有結合的に連結(係留)した変異タンパク質、またその使用方法、随意に関心タンパク質と融合させた変異デハロゲナーゼが提供される。【解決手段】単数または複数の機能性基を、たとえば共有結合または他の安定結合を介して、本発明のタンパク質に、または本発明のタンパク質を含む融合タンパク質(キメラ)に、係留(連結)する。変異デハロゲナーゼは、対応する非変異(野生型)デハロゲナーゼの基質と、野生型ヒドロラーゼと該基質の間で形成される結合よりも安定した結合を形成することができる。また、野生型デハロゲナーゼと比べて2つのアミノ酸置換を含む。【選択図】図56
請求項(抜粋):
対応する野生型ロードコッカス・ロードクロウスデハロゲナーゼと比べて少なくとも2つのアミノ酸置換を含み、単数または複数の機能性基を含むデハロゲナーゼ基質と結合を形成する変異デハロゲナーゼであって、該結合は前記対応する野生型デハロゲナーゼと基質の間で形成される結合よりも安定しており、また前記変異デハロゲナーゼにおける少なくとも1つのアミノ酸置換は、前記対応する野生型デハロゲナーゼと該基質との間で形成される結合を開裂させる水分子の活性化に関連する前記野生型ロードコッカス・ロードクロウスデハロゲナーゼの残基272に対応するアミノ酸残基の置換であるか、または前記基質とエステル中間体を形成する野生型ロードコッカス・ロードクロウスデハロゲナーゼにおける残基106に対応するアミノ酸残基の置換であり、また第2の置換は、野生型デハロゲナーゼにあって、活性部位ポケット内の、しかも野生型デハロゲナーゼに結合したデハロゲナーゼ基質の3〜5Å内の、野生型ロードコッカス・ロードクロウスデハロゲナーゼの残基175、176または273に対応するアミノ酸残基の置換であり、前記基質が、次式(I)、
IPC (2件):
C12N 15/09 ,  C12N 9/04
FI (2件):
C12N15/00 A ,  C12N9/04 Z
Fターム (8件):
4B024AA01 ,  4B024AA11 ,  4B024BA08 ,  4B024CA01 ,  4B050CC04 ,  4B050DD02 ,  4B050LL03 ,  4B050LL05
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
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