特許
J-GLOBAL ID:201303096037513763

液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 阿部 琢磨 ,  黒岩 創吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-267153
公開番号(公開出願番号):特開2013-119180
出願日: 2011年12月06日
公開日(公表日): 2013年06月17日
要約:
【課題】 保護層の表面を溶解させるコゲ除去動作を繰り返し行うと、キャビテーションによりテーパー部を起点として保護層に亀裂等が生じてエネルギー発生素子を十分に保護することができない懸念がある。【解決手段】 一対の電極層と発熱抵抗層とからなるエネルギー発生素子の、電極層と発熱抵抗層との境界部に対応する保護層の領域を、インクに対して陽極となる電圧が印加されることで溶出する材料で被覆するように液体吐出ヘッドを設ける。これによりコゲ除去動作を繰り返し行ったとしても、テーパー部の保護層が溶出することを防止することができる。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
通電することにより発熱する材料からなる発熱抵抗層と、該発熱抵抗層に通電するために用いられる一対の電極層と、で構成され、熱エネルギーを発生するエネルギー発生素子と、 前記一対の電極層と前記発熱抵抗層とを被覆する、絶縁性材料からなる絶縁層と、 前記絶縁層の前記エネルギー発生素子に対応する位置に少なくとも設けられ、液体と電気化学反応を起こして溶出する材料からなる保護層と、 を備える液体吐出ヘッドであって、 少なくとも前記一対の電極層と前記発熱抵抗層との境界部に対応する前記保護層のテーパー部を被覆する位置に設けられ、液体と電気化学反応を起こして溶出しない材料からなる被覆層を有することを特徴とする液体吐出ヘッド。
IPC (1件):
B41J 2/05
FI (1件):
B41J3/04 103B
Fターム (6件):
2C057AF65 ,  2C057AF66 ,  2C057AG42 ,  2C057AG46 ,  2C057BA03 ,  2C057BA13
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る