特許
J-GLOBAL ID:201303097736534292

防波構造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  佐伯 義文 ,  川渕 健一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-045718
公開番号(公開出願番号):特開2013-181331
出願日: 2012年03月01日
公開日(公表日): 2013年09月12日
要約:
【課題】大規模な津波に対しても可及的に粘り強く防波機能を発揮し得る有効適切な防波構造物を提供する。【解決手段】ケーソン10を支持杭11により滑動不能かつ転倒不能に支持して海底地盤に設置する。ケーソンの下部は海面下に水没している水没部とされているとともに、ケーソンの上部は海面上に突出する突出部とされる。水没部は通常時および想定規模の津波発生時に防潮機能と防波機能を発揮する防波壁部10aとして形成する。突出部は想定規模を超える巨大津波を通過させる透過部10bとしてそこにはスリット10cを設けて巨大津波による突出部の破壊を防止する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
多数のケーソンを隣接配置して構築される防波構造物であって、 前記ケーソンは、海底地盤に打ち込まれる支持杭により滑動不能かつ転倒不能に支持されて海底地盤に設置され、 前記ケーソンの下部は海面下に水没している水没部とされているとともに、該ケーソンの上部は海面上に突出する突出部とされ、 前記ケーソンにおける前記水没部は、通常時および想定規模の津波発生時に防潮機能と防波機能を発揮する防波壁部とされ、 前記ケーソンにおける前記突出部は、前記想定規模を超える津波発生時に該津波を通過させるスリットが形成された透過部とされていることを特徴とする防波構造物。
IPC (1件):
E02B 3/06
FI (1件):
E02B3/06 301
Fターム (11件):
2D118AA01 ,  2D118AA11 ,  2D118BA03 ,  2D118BA05 ,  2D118CA03 ,  2D118CA04 ,  2D118DA05 ,  2D118FB12 ,  2D118GA01 ,  2D118GA07 ,  2D118JA00
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 津波防波堤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-281900   出願人:清水建設株式会社
  • 既存防波堤の嵩上げ方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-287192   出願人:五洋建設株式会社
  • 消波堤の構造とその構築方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-021424   出願人:大成建設株式会社
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