特許
J-GLOBAL ID:201303098287861042

ループサーモサイホン式緊急冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邉 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-087466
公開番号(公開出願番号):特開2013-217552
出願日: 2012年04月06日
公開日(公表日): 2013年10月24日
要約:
【課題】異常高温になる緊急時に、緊急事態発生当初から迅速かつ確実に冷却することを目的とする。【解決手段】蒸発部3と凝縮部4とが、蒸気管5と液戻り管6とによって全体として環状流路を形成するように連通されかつ内部に凝縮性の流体が作動流体として封入されたループサーモサイホン2を有し、凝縮部3から蒸発部4へ液相作動流体を還流させまたその還流を阻止する開閉弁17が液戻り管6の途中に設けられ、冷却対象部1の熱によって前記作動流体を蒸発させるとともに、その蒸気を凝縮部4に流動させて放熱させることにより冷却対象部1を冷却する緊急冷却装置であって、蒸発部3は冷却対象部1から熱を受ける伝熱管7を有し、その伝熱管7の内壁面に、作動流体の液滴を刺し通す伝熱用突起が形成され、その伝熱管7に接続されている液戻り管6の一部が冷却対象部1から熱を受ける予熱部16を形成している。【選択図】図1
請求項(抜粋):
冷却対象部との間で熱授受可能な蒸発部と外部に放熱する凝縮部とが、蒸気管と液戻り管とによって全体として環状流路を形成するように連通されかつ内部に凝縮性の流体が作動流体として封入されたループサーモサイホンを有し、前記凝縮部から前記蒸発部へ液相作動流体を還流させまたその還流を阻止する開閉弁が前記液戻り管の途中に設けられ、前記冷却対象部の熱によって前記作動流体を蒸発させるとともに、その蒸気を前記凝縮部に流動させて放熱させることにより前記冷却対象部を冷却するループサーモサイホン式緊急冷却装置において、 前記蒸発部は前記冷却対象部から熱を受ける伝熱管を有し、その伝熱管の内壁面に、前記作動流体の液滴を刺し通す伝熱用突起が形成され、その伝熱管に接続されている前記液戻り管の一部が前記冷却対象部から熱を受ける予熱部を形成していることを特徴とするループサーモサイホン式緊急冷却装置。
IPC (1件):
F28D 15/02
FI (4件):
F28D15/02 101G ,  F28D15/02 101B ,  F28D15/02 101L ,  F28D15/02 103A
引用特許:
審査官引用 (5件)
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