特許
J-GLOBAL ID:201303099682322793

冷却塔ファン制御装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山川 政樹 ,  山川 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-017755
公開番号(公開出願番号):特開2013-155963
出願日: 2012年01月31日
公開日(公表日): 2013年08月15日
要約:
【課題】冷却塔の性能変化に関わらず、常に最適な冷却塔出口温度設定値を決定する。【解決手段】冷却塔のアプローチ(冷却塔出口温度と外気湿球温度との差)とファン風量との関係を反比例の関係として定める。このアプローチとファン風量との反比例の関係を利用して、冷却出口温度設定値の候補値TCsp’を上限値と下限値との間で変えながら、冷却塔出口温度設定値の候補値TCsp’毎の冷却塔のファン風量を算出し、使用エネルギー量(電力)Ebに換算する。冷凍機の使用エネルギー量Eaと、冷却塔ファンの使用エネルギー量Ebと、冷却水ポンプの使用エネルギー量Ec(固定値)との合計値(ΣE)を求め、エネルギー換算係数Kを乗じ、合計使用エネルギー量E(E=ΣE×K)とする。冷却塔出口温度設定値の候補値TCsp’毎の合計使用エネルギー量Eの中からEが最小となる候補値TCsp’を冷却塔出口温度設定値の最適値TCspとして決定する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
冷却塔からの冷凍機への冷却水の温度を冷却塔出口温度とし、この冷却塔出口温度を冷却塔出口温度設定値とするように前記冷却塔のファンの運転を制御する冷却塔ファン制御装置において、 前記冷却塔出口温度設定値に対して定められる上限値と下限値とを記憶する上下限値記憶手段と、 前記冷却塔出口温度設定値の候補値を前記上限値と前記下限値との間で変えながら、その候補値と前記冷凍機の現在の負荷熱量とに基づいて、前記冷却塔出口温度設定値の候補値毎の前記冷凍機の使用エネルギー量を演算する冷凍機使用エネルギー量演算手段と、 現在の外気湿球温度を取得する外気湿球温度取得手段と、 現在の前記冷却塔のファン風量を取得するファン風量取得手段と、 現在の前記冷却塔出口温度を取得する冷却塔出口温度取得手段と、 前記冷却塔出口温度と前記外気湿球温度との差をアプローチとし、前記冷却塔のアプローチとファン風量との関係として定められた反比例の関係を利用して、前記冷却出口温度設定値の候補値を前記上限値と前記下限値との間で変えながら、その候補値と前記取得された現在の外気湿球温度と現在の冷却塔のファン風量と現在の冷却塔出口温度とに基づいて、前記冷却塔出口温度設定値の候補値毎の前記冷却塔のファン風量を算出するファン風量算出手段と、 前記冷却塔出口温度設定値の候補値毎に算出された前記冷却塔のファン風量から前記冷却塔出口温度設定値の候補値毎の前記冷却塔のファンの使用エネルギー量を演算する冷却塔ファン使用エネルギー量演算手段と、 前記冷却塔出口温度設定値の候補値毎に演算された前記冷凍機の使用エネルギーと前記冷却塔のファンの使用エネルギー量との合計値の各々を合計使用エネルギー量として記憶する合計使用エネルギー量記憶手段と、 前記冷却塔出口温度設定値の候補値毎に記憶された前記合計使用エネルギー量の中からその合計使用エネルギー量が最小となる前記冷却塔出口温度設定値の候補値を最適値として決定する冷却塔出口温度最適値決定手段と を備えることを特徴とする冷却塔ファン制御装置。
IPC (2件):
F28F 27/00 ,  F28B 11/00
FI (2件):
F28F27/00 501A ,  F28B11/00
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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