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J-GLOBAL ID：201402200228052079   整理番号：14A0381580

光応答性双性界面活性剤を用いたエマルションの光誘起解乳化

Photoinduced Demulsification of Emulsions Using a Photoresponsive Gemini Surfactant

著者 (5件)： TAKAHASHI Yutaka (Tokyo Univ. Sci., Tokyo, JPN) ,  FUKUYASU Kengo (Tokyo Univ. Sci., Tokyo, JPN) ,  HORIUCHI Tatsuya (Tokyo Univ. Sci., Tokyo, JPN) ,  KONDO Yukishige (Tokyo Univ. Sci., Tokyo, JPN) ,  STROEVE Pieter (Univ. California Davis, California, USA)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 30  号： 1  ページ： 41-47  発行年： 2014年01月14日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2個のヘキシルアミノ基部位をアゾベンゼン骨格で結合した双性界面活性剤(C₇-アゾ-C₇)水溶液とn-オクタンを,特定の分率および濃度で混合し超音波分散することにより,1週間以上安定に維持するO/Wエマルション(粒径極大7μm)を形成した。アゾベンゼン骨格のtrans型はUV光(365±15nm)でcis型構造に光異性化してエマルション中の油性部位が凝集し,光誘起解乳化を生じた。蛍光標識(水性カルセインおよび油性ピレン)を添加して蛍光スペクトルによりエマルション挙動を観測した。平衡界面張力は転移で変化しないが,動的界面張力は増加するため,O/Wエマルションにおいて水相と油相の直接接触が生じて界面の分子面積が減少して解乳化を生じたと推定した。アゾベンゼン骨格が光誘起解乳化に有用であった。

シソーラス用語： 光応答性高分子 ,  界面活性剤 ,  *乳濁液 ,  *解乳化 ,  *アゾ化合物 ,  *芳香族化合物 ,  音波分散 ,  *異性化 ,  蛍光標識 ,  蛍光スペクトル ,  界面張力 ,  アルカン ,  ラクトン ,  スピロ化合物 ,  フェノール類 ,  芳香族縮合化合物 ,  アミノアルコール ,  アミノカルボン酸 ,  第三アミン ,  芳香族縮合炭化水素 ,  光誘起 ,  超音波分散 ,  *O/Wエマルション ,  *アゾベンゼン類 ,  ジェミニ界面活性剤
準シソーラス用語： *cis-trans異性化 ,  *アゾベンゼン誘導体 ,  ジェミニ型界面活性剤

分類 (4件)： その他の高分子の反応  (CG03040H) ,  高分子溶液の物理的性質  (CG02013S) ,  芳香族単環ヒドロキシルアミン及びヒドラジンその他の芳香族単環多窒素直結化合物  (CF05060O) ,  液-液界面  (CB12030F)

物質索引 (5件)： n-オクタン ,  カルセイン ,  ピレン ,  [(Z)-アゾベンゼン-4,4′-ジイルビス(オキシエチレン)]ビス(ヘプチルジメチルアミニウム) ,  [(E)-アゾベンゼン-4,4′-ジイルビス(オキシエチレン)]ビス(ヘプチルジメチルアミニウム)

タイトルに関連する用語 (5件)： 光応答 ,  界面活性剤 ,  エマルション ,  光誘起 ,  解乳化