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J-GLOBAL ID：201402201113548310   整理番号：14A0265120

2012年夏季における諏訪湖の水平・垂直水質分布

著者 (4件)： 柳町晴美 (信州大 山岳科学総合研) ,  花里孝幸 (信州大 山岳科学総合研) ,  宮原裕一 (信州大 山岳科学総合研) ,  山本雅道 (信州大 山岳科学総合研)
資料名： 信州大学環境科学年報(Web)  (信州大学環境科学論文集(Web))
巻： 35  ページ： 46-64 (WEB ONLY)  発行年： 2013年03月31日 
JST資料番号： U0098A  ISSN： 0915-7492  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2012年夏季の諏訪湖の水平・垂直水質分布を調査し,主成分分析により主要な分布パターンを抽出した。2012年8月7日の第1成分は,「SS,Chl-aが高い所では,Trans.,W.T.0mが低い」,「SS,Chl-aが低い所では,Trans.,W.T.0mが高い」というパターンである。2012年9月28日の第1成分は,「SS,Chl-aが高い所では,Trans.が低く,W.T.0mがやや高い」,「SS,Chl-aが低い所では,Trans.が高く,W.T.0mがやや低い」というパターンである。2012年夏季の諏訪湖湖心における水深1mの水温ピークは,8月24日(28.0°C),水深3mのピークは8月24日(27.5°C),水深5mのピークは9月4日(24.4°C)に出現した。2012年夏季の諏訪湖湖心における水温は,7月下旬を除き,表層から水深3m程度まで水温差が小さく推移し,湖水は撹拌された状態が定常的であり,3m以深の湖水は成層していた。(著者抄録)

シソーラス用語： 湖沼 ,  垂直分布 ,  分布 ,  *水質試験 ,  溶存酸素 ,  温度分布 ,  夏 ,  主成分分析 ,  *クロロフィルa ,  *懸濁物質 ,  湖沼調査
準シソーラス用語： 諏訪湖 ,  水平分布 ,  DO【水質】 ,  *SS【水質】

分類 (1件)： 湖沼学,河川学  (DC07050J)

引用文献 (15件)：

• 沖野外輝夫・花里孝幸(1997):諏訪湖定期調査:20年間の結果.諏訪臨湖実験所報告,10,7-249.
• 花里孝幸,小河原誠,宮原裕一(2003):諏訪湖定期調査(1997~2001).信州大学山地水環境教育研究センター研究報告,1,109-174.
• 花里孝幸(2004):湖の水質と生態系との関わり.水環境学会誌,27,509~513.
• 宮原裕一(2005):諏訪湖水質の季節変動調査結果詳細(2004~2005).信州大学山地水環境教育研究センター研究報告,4,25-56.
• 宮原裕一・諏訪湖定期調査観測グループ(2007):諏訪湖定期調査(2002~2006)の結果.信州大学山地水環境教育研究センター研究報告,5,47-94.

タイトルに関連する用語 (5件)： 夏季 ,  諏訪湖 ,  垂直 ,  水質 ,  分布