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J-GLOBAL ID：201402201288770325   整理番号：13A1960912

鳥取平野における地震動評価のための3次元地盤構造モデルの構築

MODELING 3-D SUBSURFACE STRUCTURE FOR STRONG GROUND MOTION ESTIMATION IN THE TOTTORI PLAIN

著者 (3件)： 石田勇介 (鳥取大学大学院工学研究科) ,  野口竜也 (鳥取大学工学部土木工学科) ,  香川敬生 (鳥取大学工学部土木工学科)
資料名： 土木学会論文集 A1(構造・地震工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A1 (Structural Engineering & Earthquake Engineering) (Web))
巻： 69  号： 4  ページ： I.821-I.828 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U0201A  ISSN： 2185-4653  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,鳥取平野を対象とした地震動評価に資する3次元地盤構造モデルの構築を目的としている.そのために,対象領域内で共通の物性値(ρ,V_P,V_S)を設定した上で,位相速度または重力異常データに対して層厚を同定項とする逆解析を行い,既存の各探査地点における地盤構造モデルを再推定した.その結果を用いて2次元3次Bスプライン関数により空間補間することで3次元地盤構造モデルの構築を試みた.また,本研究により構築したモデルおよび地震調査研究推進本部により提案されているモデルを用いて1943年鳥取地震(M7.2)を想定した地震動シミュレーションを実施し,それらの結果を比較することにより本研究モデルの妥当性を検討した.また,1943年鳥取地震時の建物被害率分布との比較により本研究モデルの有用性を定性的に確認した.(著者抄録)

シソーラス用語： 構造 ,  *地盤 ,  平野 ,  鳥取県 ,  *地震動 ,  S波【地震波】 ,  大地震 ,  計算機シミュレーション ,  解析モデル ,  位相速度 ,  重力異常 ,  建築物 ,  震災 ,  地震波速度
準シソーラス用語： 1943年鳥取地震 ,  P波速度 ,  S波速度 ,  建物被害 ,  構造モデル ,  地盤構造 ,  *地盤構造モデル ,  鳥取平野

分類 (1件)： 土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A)

引用文献 (24件)：

• 日本建築学会: 鳥取県震災調査報告, 建築雑誌, 2, 3月合併号, 1944.
• 川瀬 博,松島信一,Graves R. W.,Somerville P. G.: 「エッジ効果」に着目した単純な二次元盆地構造の三次元波動場解析 -兵庫県南部地震の際の震災帯の成因-,地震第2輯, Vol. 50, pp.431-449, 1998.
• Alterman, Z. and Karal, F.C. Jr.: Propagation of elastic waves in layered media by finite difference methods, Bull. Seism. Soc. Am., Vol. 58, pp.367-398., 1968.
• Lysmer, J. and Drake, L. A.: The propagation of Love waves across nonhorizontally layered structures, Bull. Seism. Soc. Am., Vol. 61, pp.1233-1252, 1971.
• 山中浩明,山田伸之:強震動評価のための関東平野の3 次元 S 波速度構造モデルの構築,物理探査, Vol. 59, No. 6, pp.549-560, 2006.

タイトルに関連する用語 (6件)： 地震動 ,  評価 ,  3次元 ,  地盤構造 ,  モデル ,  構築