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J-GLOBAL ID:201402202736970787   整理番号:14A1007512

ねじれ棒n内の固体4Heにより誘起されるねじれ振動子の共鳴周波数変化

Resonant Frequency Change of Torsional Oscillator Induced by Solid 4He in Torsion Rod
著者 (7件):
資料名:
巻: 83  号:ページ: 084604.1-084604.5  発行年: 2014年08月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ねじれ振動子のねじれ棒内に含まれる固体4Heが共鳴周波数へ与える寄与を,改良したねじれ振動子を使って調べた。本研究の目的は,約0.2Kで急激に増大するねじれ振動子の周波数への2つの可能な寄与を区別することである。第一の可能性は,ねじれ棒内の固体4Heの弾性変化(すなわち,剪断係数の増大)であり,二番目の可能性は,振動体内の4Heの超固体転移による質量のデカップリング(すなわち,運動質量の減少)である。体積内に固体4Heのための空洞を持たないねじれ振動子を作製し,その共鳴周波数とQ値を通常の振動子のものと比較した。ねじれ棒内の固体4Heの剪断係数は等しくなったが,振動体内の固体4Heの運動質量は,2つの振動子の間で極めて異なるものになった。驚くべき事に,観測された2つの振動子の周波数特性と強度はほぼ同様であった。この発見は,観測されたねじれ振動子の共鳴周波数の増大の原因は,振動体内の固体4Heの運動質量の減少というよりはむしろ,ねじれ棒内の固体4Heの剪断係数の増加であることを示唆している。固体4Heの剪断係数の増加の温度依存性は,市販の4Heよりもかなり不純物濃度の低い3Heを用いた転位-振動モデルにより良く再現できた。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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固体ヘリウム 

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