文献
J-GLOBAL ID:201402203249447510   整理番号:14A0453823

広島県の北西部山地における大気環境調査及び樹木生理活性調査結果について

著者 (1件):
資料名:
号: 21  ページ: 41-46  発行年: 2013年12月 
JST資料番号: S0028B  ISSN: 1882-4250  CODEN: HSGKBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
広島県の臥竜山及び掛頭山におけるブナ林の現状を把握するため,主に2010~2012年の春季と秋季に大気環境調査と植物生理活性調査を実施した。パッシブサンプラー法で測定したオゾン濃度は臥竜山31ppb~40ppb,掛頭山30ppb~41ppbであり,2011年の臥竜山を除いて,春季(31~41ppb)の方が秋季(30~36ppb)よりも高い傾向があった。国内での他の観測事例と同様に,本県の両山地においても夏季にオゾン濃度は低下していると推測された。衰退が報告され,オゾンによるストレスを強く受けている可能性が示唆されている神奈川県丹沢山,福岡県英彦山に比較して,本県の両山地のブナ林のオゾン暴露に伴う影響は小さいと思われた。また,目視衰退度調査からは本県の両山地の調査地のブナ林は概ね健全なまま推移していると考えられた。ブナの葉の葉緑素量(SPAD値)は各調査年とも同程度の値であり,春季から夏季に増大し秋季に低下する季節変動を示していた。これらのことから今のところ,臥竜山,掛頭山の調査地のブナ林の衰退は認めにくいと考えられた。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生理学一般  ,  植物に対する影響 

前のページに戻る