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J-GLOBAL ID:201402203789071594   整理番号:14A0787127

車両技術 編成走行を模擬するHILSシステムの精度検証

Quantitative Verification of Hardware-In-the-Loop Simulation System Simulating Train Vehicle Behaviour
著者 (2件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 29-34  発行年: 2014年07月01日 
JST資料番号: X0700A  ISSN: 0914-2290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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新幹線などの高速鉄道では,車体間ダンパなどの隣接する車体間を連結する部品によって車体の振動を減衰させ乗り心地の向上等に役立てることが多い。これらの部品は,シミュレーションによる仕様の検討や部品単体のベンチ試験,営業線上の走行試験を経て開発される。しかし,車両試験台では編成車両の走行車両を模擬して車体間部品の評価はできないし,営業線走行試験は,時間やコストに制約が大きいなどの問題がある。そこで,鉄道総研では車両試験台で編成走行を試験するための試験装置として,編成運動模擬HILSシステムを開発し保有している。HILSは,実物の供試体によるベンチ試験と,その他の部分を表現するシミュレーションとを組み合わせることによって大規模なシステムの中での供試体の挙動や効果を試験できる試験方法である。本稿では,この編成運動模擬HILSシステムの試験装置としての精度を検証するために実施した試験結果について述べた。要点は次の通りである。1)まず,作成した車両モデルは軌条輪上での供試車両の応答を正確に予測できることを確認した。そこで,この車両モデルにより予測される編成車両の応答と,HILS試験結果とを比較することにより,精度検証を実施した。2)軌条輪上でレール上の走行を模擬するための加振方法,および車体間運動模擬装置の指令値に対する追従性能は共に十分な精度を有していることを確認した。3)開発した編成運動模擬HILSシステムは車体間部品の編成車両中での実際の効果を試験する装置として十分な精度を有していることを確認した。
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分類 (1件):
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鉄道車両・鉄道車両工業一般 
引用文献 (10件):
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