抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ロックフィルダムの合理的設計法においては,拘束圧依存性を考慮したロック材料の強度評価と修正震度法に用いる震力係数の設定及び信頼性設計に基づく設計の合理化等が必要となる。本研究では,昨年度までに提案した震力係数が東北地方太平洋沖地震の地震動についても適用可能であるかの検討を行った。検討の結果,東北地方太平洋沖地震においてダムサイトで観測された7地震動を含め,堤高の影響について基本的な堤体断面を対象とした震力係数k/k
Fの検討を行ったところ,既往の48地震動による検討結果と同等な値であった。従って,これまで提案した震力係数の堤高の関係式は東北地方太平洋沖地震の地震動を含めて提案可能な震力係数であると考えられる。